綺麗で気持ちよかったピカピカのフローリング。
昔はあんなに綺麗だったのに、最近はフローリングが黒ずんでいたり、目地が汚れてホコリや汚れがたまっていたりしませんか?
この黒ずみや汚れ…気になって掃除をしてもなかなかとれませんよね。
実はこの黒ずみは、ただ掃除するだけではなかなか落とすことができないんです。
黒ずみになる原因を探し、それにあった掃除方法で落とすことが重要です!
こちらでは、場所によっても違う黒ずみや汚れの原因と掃除方法を分かりやすく説明します。
これを知って、いつもピカピカのフローリングで気持ちよく過ごしましょう!!
フロ-リングの目地の黒ずみはカビ?隙間の汚れの原因が分かれば掃除も簡単!!
フローリングの目地が黒ずむ原因は大きく分けて3つあります。
それではそれぞれ見ていきましょう。
フローリングの目地の黒ずみの原因 第1位は皮脂汚れ
フローリングを裸足で歩くことによって、床に皮脂がベタベタに付き汚れやすくなります。
特に子供がいる家庭では、子供達の運動量は多く、大人よりも皮脂の分泌が多いため、フローリングに皮脂が付きやすいようです。
同じように、ペットを飼っている家庭も汚れやすいと言われています。
フローリングの隙間の黒ずみの原因 第2位は油汚れ
キッチンの周りは、調理でどうしても油が飛びやすいですよね。
この油もフローリングの隙間に入り込んで黒ずみとなってしまいます。
更にそれを踏んで歩き回ってしまったら・・・・
もちろん油を目地に刷り込んでしまうことになって、黒い汚れとして残ってしまいます。
フローリングの隙間の黒ずみ原因 第3位はカビ
フローリングの上に、布団を引いたまま放置していませんか?
寝ている間に人間はけっこうな汗をかきます。
その汗が布団の下に溜まって、カビが繁殖しやすくなる環境を作ってしまいます。
さらに、部屋の窓際のフローリングもカビやすいといわれています。
ガラス窓に水滴が付いているのを見たことがありませんか。
外と家の中の気温差が原因で窓に水滴が付いて、その水滴がフローリングに落ちます。
その水滴が原因でカビが発生しやすくなるのです。
フローリングの隙間の黒ずみは家にあるもので簡単に掃除しよう
フローリングの目地や汚れの掃除の仕方もお伝えしていきましょう!
まず掃除する時間ですが、早朝がベストです。
それは人が動き回る前、寝ている間にホコリが床に落ちているからです。
無理なくすることが一番ですが、なるべく朝一番にしましょう。
では、基本的な掃除方法と汚れの原因別の効果的な掃除方法と両方見ていきましょう!!
まず初めにすることはフローリングシートでホコリや髪の毛などのゴミを取り除きます。
ホコリが空中に舞い上がらないようにするためです。
2、掃除機や爪楊枝で汚れをかき出す
その次に掃除機をかけます。
掃除機でまずホコリやごみを吸い取ったら、掃除機についている隙間用の細いノズルを使います。
これで、目地につまっているホコリや汚れを吸い取ります。
それでも取れない隙間に入り込んだ黒ずみや汚れは、使い捨ての歯ブラシや綿棒、爪楊枝などを使ってかきだしましょう。
かきだしたゴミは掃除機で吸いとれば簡単に処理できますよ。
3、水拭きで仕上げ
最後に堅く絞った雑巾などで水拭きをしましょう!!
これで基本の掃除は完了です。
フローリングの汚れが皮脂の場合
まず、フローリングを雑巾で水拭きをします。
次に洗剤を使って雑巾がけをしていきます。
洗剤水は、水2リットルに対して、台所の中性洗剤を小さじ1杯〰2杯でOKです。
雑巾を洗剤水に浸して硬く絞って雑巾がけをしましょう。
すると黒ずみが綺麗に落ちていきます。
黒ずみがひどくて一度で落ちない場合は、雑巾を一度洗って、再度洗剤水を付けた雑巾で拭きましょう。
黒ずみが落ちたら、水拭きして仕上げます。
キッチン周りの黒ずみの場合
キッチン周りのフローリングの黒ずみは油汚れをまず落とさなくてはなりません。
油汚れにはオレンジ洗剤が効果的です。
オレンジの皮には油を落とす成分が含まれていて、油汚れの黒ずみを落とすのに最適です。
肌にも優しいので、安心して使うことができるのも嬉しいところ!
皮脂汚れと一緒で、なかなか落ちない場合は雑巾を交換して2度拭き3度拭きが有効です。
キッチン周りも、油汚れの黒ずみが落ちたらしっかりと水拭きをしましょう。
フローリングの隙間にカビができた場合
フローリングの隙間のカビをとるには、消毒用のエタノールが効果的です。
エタノール6:水4の割合で薄めて、スプレーで吹きかけてカビとなじませ拭きとります。
こちらも最後に水拭きして仕上げてくださいね。
フロ-リングの溝や目地の汚れを落とす時の注意点と綺麗に保つ方法
目地の汚れをとるのは意外と大変です。
汚れがひどくなればなるほど、一気にやろうとすると心が折れることも(笑)
そうならないためには「今日はこの部屋だけやろう」と、気負わずに少しずつやることがポイントです。
また、フローリングは濡れたままにしておくと変色やひび割れなどの原因になります。
ひび割れることで、汚れが入りやすく、カビも繁殖しやすくなります。
汚れを付けないためには、濡れたままにしないように注意しましょう。
また、ワックスがけも効果的です。
ワックスはフローリングの傷や汚れを守ってくれる効果があります。
半年に一度はワックス掛けをすることによってフローリングの保護効果が持続します。
ワックスを塗布した後の手入れも簡単!
乾拭きが基本で一週間に一度は天気のいい日に水拭きすればOKです。
フローリングをコーティングする方法もおすすめです。
コーティングはワックスよりも耐久性が優れています。
傷や汚れに強く、一度のコーティングで15~20年ほど保護することが出来るものも。
頻繁に塗りなおしの手間がかからないのも特徴です。
まとめ
普段からピカピカしたフローリングにするには毎日のこまめな掃除も大事です。
でも汚れてしまったフローリングには、汚れの原因によって効果的な掃除方法が変わってきます。
汚れを除去して、定期的な水拭きや乾拭きを心掛け、綺麗なフローリングを維持して過ごしやすい環境にしましょう。