初節句が喪中や忌中ならお祝いは避けるべき?雛人形や五月人形は飾らない?

hatuzekku

喪中や忌中のにお子さんの初節句が重なってしまった。
かわいい子どもの初節句は是非お祝いしたいものです。
けれども、喪中や忌中の時期にお祝いをしていいものなのか、悩んでしまうと思います。
そこで今回は、初節句と喪中・忌中の関係と対応について、詳しく解説していきますね!
またその際に、雛人形や五月人形を飾って大丈夫かもしっかり知っておきましょう。

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初節句が喪中の時はお祝いを避けるべき?雛人形や五月人形は飾らない?

喪中期間中の初節句 お祝い事はNG!?

結論からお伝えすると
初節句が喪中の時期と重なる時は、お祝いを避けるという決まりは特にありません。

昔は喪中の時期はお祝いを避けるべきという考えでしたが、だんだんと考え方が変わって来て、祝いたいと思うなら祝っても問題ありません!

しかし、地域や親族間の考えは違う場合もあるため注意が必要です。
地域や親族でも昔からのしきたりがある場合は、それに従った方が良いでしょう。

また喪中の期間に初節句のお祝いをする場合は、盛大に行うのは避けて慎ましく行う方が良いとされています。

初節句が喪中の場合に雛人形や五月人形は飾る?

また、喪中や忌中の時期に雛人形や五月人形などを飾ってもいいのかも気になりますよね。

安心してください!
喪中の期間であっても、雛人形や五月人形は飾ってもいいと言われています。

節句は本来、「子どもの健やかな成長や健康を願う」為の行事です。
万が一お祝いが出来なくても、雛人形や五月人形を飾るだけでも違います。

ただし大きな物や派手な物は避け、最低限飾るようにする方がいいでしょう。

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喪中と忌中の違いと期間とは?

ところで、喪中と忌中の違いはご存知でしょうか?

混同してしまっている方も多いようですが、言葉の意味も期間も避けるべきことも全く違います。
ここでは喪中と忌中の違いについて、説明させていただきますね。

喪中とは

喪中とは「故人を偲ぶ期間」です。
期間は一周忌(12ヶ月〜13ヶ月)を迎えるまでとされています。

喪中期間は、正月飾りを飾るのは避けるべきと言われています。

なぜかと言うと門松・しめ縄・鏡餅などは年神様を迎える為の飾り物で、無事に1年を迎えた事を感謝しお祝いするという意味合いがあります。
しかし、喪中期間は近親者が亡くなっているため、無事に1年を迎えられなかったという事になるのです。

さらに2親等までの同居の親族が亡くなった場合は、年賀の挨拶の「年賀状」も控えるのが一般的です。
年賀状の準備が始まる12月になるまでに、喪中ハガキを郵送するようにしましょう。

喪中期間は節句のお祝いをする事は問題ありませんが、その他の慶事は可能であれば避けるようにしてくださいね。

忌中とは

忌中は近親者が亡くなってから、49日を迎えるまでの期間を指します。
忌中では正月飾りを飾るのを避けるのは勿論、喪中では行っていいとされている事も制限されていますので注意が必要です。

制限されているのは以下の行事ですので、参考にして下さい。

・神社のお参り:安産祈願、お宮参り、七五三、初詣など。
・結婚式:予定が決まってずらせないとき以外は避けましょう。
・新年のお祝い:正月飾り、年賀状など

初節句を延期っていつまでならあり?子供のお祝いと喪中の思いやり

喪中や忌中の期間にお祝いをするのは偲びないと、初節句のお祝いを延期したいと思う方もいらっしゃるでしょう。

喪中や忌中に祝いを延期するのは、特にリミットがある訳ではありません。
喪中や忌中が明けて、家族や親戚一同が「祝いたい」と思える時期になるのを待ってから、改めて祝うようにしましょう。

しかし、子供には喪中・忌中である事が理解できない場合もあるでしょう。
その場合は必ず、「今は出来ないけれど必ずお祝いする」という事だけでも伝えておきましょう。

また、家族間のみでささやかなお祝いをするとなった場合は、近所の人や親族には言い方は悪いですが、バレないようにした方がいいでしよう。
なぜかと言うと、喪中や忌中の時期は「全てのお祝い事を慎むべきだ」という、古くからの考え方もまだ根付いているからです。

お互いに嫌な思いをしないよう、節度を持ってお祝いする事が大事ですね。

まとめ

喪中や忌中と初節句が重なってしまった場合、お祝いするのは問題ありません。
ただし地域の習わしや親族の考えも鑑みて、お祝いの規模を調整するのが大事です。

周囲は喪中や忌中はお祝い事を慎むべきだと言われているのならば、家族間だけで慎ましく行いましょう。
その後喪中や忌中が明けた後、改めて盛大にお祝いするといいですね。

ちなみに喪中は一周忌を迎えるまで、忌中は四十九日を迎えるまでと言われています。

喪中や忌中の間は、故人を偲び哀しむ時期でもあります。
喪中や忌中は避けた方がいいお祝い事もありますので、その期間のお祝い事は注意が必要ですね。

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