プレミアムフライデーの現状と効果は?実施率はどのくらい?

friday

毎月の最終金曜日は、プレミアムフライデーとされていますよね。
しかし身の回りで実施している会社がなく、プレミアムフライデーの恩恵を受けられていないと言う方も多いのではないでしょうか?
プレミアムフライデーが実施され早2年。現状がどうなっているのか気になりますよね。
そこで今回は、プレミアムフライデーの現状や効果、気になる実施率について紹介させていただきます!

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プレミアムフライデーとは?現状今はどうなってる?

まずはプレミアムフライデーについて、概要を確認していきましょう。

プレミアムフライデーとは『月末金曜日の終業時間を午後3時に早めましょう』という働きかけです。
月末の金曜日に早めに仕事を切り上げ、夕方から買い物・外食・旅行などを楽しんでもらい、更なる消費拡大を狙うのが目的で行われています。

しかし、プレミアムフライデーの現状は厳しいと言わざるを得ません。

プレミアムフライデーが導入されているのは一部の大手企業のみで、600社にも満たない数です。
中小企業やサービス業に関してはほとんど導入されておらず、「プレミアムフライデーだって気がつかなかった」という意見が多く聞かれます。

更にプレミアムフライデーが始まった直後は、プレミアムフライデーによる割引やセールが多く実施されていました。
しかし2年経った今では、プレミアムフライデーによるお得な取り組みは、どんどん縮小しています。

残念ながら政府の目論見通りとは行かず、プレミアムフライデーはまだまだ課題だらけです。

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プレミアムフライデーで頭痛い人続出!!恩恵受けた人・迷惑被った人

プレミアムフライデーが全ての人にとって嬉しいことかと言うと、プレミアムフライデーが嬉しくない方もいます。
プレミアムフライデーの恩恵を受けられる人と迷惑を被る人、その特徴について見ていきましょう。

まずは、恩恵を受けられる人についてです。

プレミアムフライデーで恩恵を受ける人
・普段忙しくて、なかなか休みが取れない

・やりたい事があるのに時間がない

こういった方々にとっては、ありがたい取り組みであると言えます。
土日が休みであれば実質2.5連休になるので、その間に体を休めたり遊びに出かけたりと、様々な事が出来そうですね。

しかし、プレミアムフライデーにより迷惑を被る人も多いのは事実です。

プレミアムフライデーで迷惑をこうむる人
・月末は忙しくて仕事がしたいのに、強制的に帰らされる→他の日にしわ寄せがくる

・小売業や飲食業への負担が増加するため、それらの業種に従事する方は迷惑

月末の金曜日は忙しいという人は多く、月末の金曜日ではなく月曜の午前中に休みたいという意見もありました。

プレミアムフライデー・スーパーフライデー・ブラックフライデーの違い

では最後に、プレミアムフライデー・スーパーフライデー・ブラックフライデーの違いについて解説していきますね。

・プレミアムフライデー
月末の金曜日を午後3時退社とし、消費拡大を図る取り組みです。

・スーパーフライデー
大手通信会社であるソフトバンクが行っているキャンペーンです。
ソフトバンクユーザーのみ利用可能で、毎週金曜日に使えるクーポンをメールで配信しています。

・ブラックフライデー
アメリカで行われる感謝祭(サンクスギビング)は、11月の第4木曜日と決められています。
ブラックフライデーはその翌日の金曜日の事を指し、家族全員でショッピングに出かける日とされています。

ブラックフライデーは1年の中で最もものが売れる日と言われており、小売業もそれに合わせてセールを行います。
最近では日本でもブラックフライデーセールを行うようになり、名前を聞くようになりましたね。

まとめ

プレミアムフライデーは月末の金曜日を午後3時退社とし、消費拡大を狙う取り組みです。
しかし、プレミアムフライデーを実施しているのは一部の大手企業のみで、浸透しているとは言い難いのが現状です。

更に月末は忙しいという方が多く、プレミアムフライデーが全ての人に喜ばれるとは限らないと言えます。
個人的には、プレミアムフライデーに変わる画期的な政策ができて、皆が働きやすい環境になればいいなと思っています。

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