お彼岸とはいつからいつまで?意味や由来と今年の彼岸入りについて

ohigan

毎年やってくる「お彼岸」
なんとなく分かっているようで知らないお彼岸のあれこれ。
実際、いつからいつまでがお彼岸なの?
今更きけない、お彼岸ってそもそも何?
お彼岸の中日ってどう読むの!?

こちらでは、まずお彼岸とは何なのか?
そしていつからいつまでを指すのかなど分かりやすく説明します。
さらに2018年~2030年までのお彼岸スケジュールもご紹介しています。

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お彼岸とはいつからいつまでを言うの?

お彼岸は春(3月)と秋(9月)で年に2回あるのは知ってましたか?

春分の日・秋分の日を軸とした前後3日間を含む7日間がお彼岸の期間となっていて、それぞれ「春のお彼岸」「秋のお彼岸」といわれています。

そして春分の日と秋分の日はそれぞれ祝日になっていますが、実は毎年同じ日ではないんですね。

日にちが変わっても、お彼岸の間の7日間の呼び名は決まっています。

お彼岸の初日を「彼岸の入り(ひがんのいり)」、お彼岸の最終日を「彼岸明け(ひがんあけ)」、そして一週間の真ん中の日を「お中日(おちゅうにち)」

お中日(おちゅうにち)って聞きなれない言葉ですよね。
これはお彼岸の真ん中の日のみに使われる言葉で、同じ漢字でも「中日(なかび)」だと相撲や歌舞伎で使われる言葉になります。

お彼岸スケジュールは、下のような日程になります。

1日目 彼岸の入り(ひがんのいり)
2日目  
3日目  
4日目 お中日(おちゅうにち)【 春分の日・秋分の日 】
5日目  
6日目  
7日目 彼岸明け(ひがんあけ)

春分の日・秋分の日が祝日なので、その日にご先祖様のお墓参りに行く方が多いようですね。

では2018年のお彼岸はいつからいつまででしょう?

2018年 春のお彼岸 (3月)
3月18日(日):彼岸の入り

3月21日(水):【お中日】春分の日

3月24日(土):彼岸明け

2018年 秋のお彼岸(9月)

9月20日(木):彼岸入り

9月23日(日):【お中日】秋分の日

9月26日(水):彼岸明け

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お彼岸とは??

お彼岸は仏事であり、西の遥か彼方に極楽浄土があると考えられていることからきています。
春分の日と秋分の日は太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
そこで、太陽が沈む西方の遥か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりといわれています。

そして【彼岸(ひがん)】とは煩悩を脱した悟りの境地の世界を指し、私たちのいる迷いや煩悩に満ちたこちらの世界を【此岸(しがん)】と言います。


春分の日と秋分の日は昼夜の長さがほぼ同じになることから、あの世【彼岸】とこの世【此岸】が一年で一番近くなる日として、極楽浄土にいるご先祖様を思って供養するようになりました。


ではなぜ一週間もあるのでしょうか?

これは「お中日」にご先祖様に感謝をし、残りの6日間で6つの良い行い(1.分け与える 2.戒律を守る 3.耐え忍ぶ 4.努力する 5.心を安定させる 6.物事の真理を見分ける)を一日にひとつずつする修行の期間とされています。

この期間でご先祖様へ感謝をして供養をすることで、極楽浄土へ行くことができると考えられていたんですね。

今年のお彼岸いつからいつまで?【2018年~2030年】

春分の日・秋分の日は変動があるので、前年の2月1日に正式に発表されます。
ただし計算式があるので、日にちを予想することは可能なんです。

こちらでは2018年から2030年までのお彼岸スケジュールをご紹介していきます。
※今後日程が変更する可能性もありますので、正式なものは前年にご確認ください。

~ 春のお彼岸日程予想(2018年~2030年)~

西暦 彼岸の入り お中日(春分の日) 彼岸明け
2018年 3月18日(金) 3月21日(月) 3月24日(木)
2019年 3月18日(月) 3月21日(木) 3月24日(日)
2020年 3月17日(金) 3月20日(木) 3月23日(木)
2021年 3月17日(水) 3月20日(土) 3月23日(火)
2022年 3月18日(金) 3月21日(月) 3月24日(木)
2023年 3月18日(土) 3月21日(火) 3月24日(金)
2024年 3月17日(日) 3月20日(水) 3月23日(土)
2025年 3月17日(月) 3月20日(木) 3月23日(日)
2026年 3月17日(火) 3月20日(金) 3月23日(月)
2027年 3月18日(木) 3月21日(日) 3月24日(水)
2028年 3月17日(金) 3月20日(月) 3月23日(木)
2029年 3月17日(土) 3月20日(火) 3月23日(金)
2030年 3月17日(日) 3月20日(水) 3月23日(土)

~ 秋のお彼岸日程予想(2018年~2030年)~

西暦 彼岸の入り お中日(秋分の日) 彼岸明け
2018年 9月20日(木) 9月23日(日) 9月26日(水)
2019年 9月20日(金) 9月23日(月) 9月26日(木)
2020年 9月19日(土) 9月22日(火) 9月25日(金)
2021年 9月20日(月) 9月23日(木) 9月26日(日)
2022年 9月20日(火) 9月23日(金) 9月26日(月)
2023年 9月20日(水) 9月23日(土) 9月26日(火)
2024年 9月19日(木) 9月22日(日) 9月25日(水)
2025年 9月20日(土) 9月23日(火) 9月26日(金)
2026年 9月20日(日) 9月23日(水) 9月26日(土)
2027年 9月20日(月) 9月23日(木) 9月26日(日)
2028年 9月19日(火) 9月22日(金) 9月25日(月)
2029年 9月20日(木) 9月23日(日) 9月26日(水)
2030年 9月20日(金) 9月23日(月) 9月26日(木)

まとめ

毎年変化する春分の日と秋分の日。
その祝日をはさんだ前後3日間の合計7日間が「お彼岸」
お彼岸初日を「彼岸の入り」、お彼岸最終日を「彼岸明け」、ちょうど中間にあたる日を「お中日」といいます。
この期間にご先祖様の供養をすることで、極楽浄土へいけると考えられていることからお墓参りに行ったりしてご先祖様に感謝する期間となっています。

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