仕事の引き継ぎも順調に進み、退職の日まであと少し。
お世話になった取引先やお客様へのご挨拶は済んでますか?
お礼状やお礼のメールを送ろうにも何を書いていいか分からない。。。
そんなあなたのために、このまま使える文章やテンプレートをご紹介します。
取引先との関係性などによっても異なる挨拶文や注意点も解説しますので参考にしてください。
退職時の取引先へのお礼状テンプレート
退職のお礼状の書き方のポイントは
【 退職報告を取引先へ送る時の書き方 】でまとめています。
そちらにも書かれている通り、お礼状の構成は以下の通りになります。
1、時候の挨拶
2、退職日・概略を述べる
3、感謝の気持ちを伝える
4、今後の展望(なくてもOK)
5、後任の案内
6、締めの挨拶・結びの敬具
7、現在の連絡先
では早速書き方の文例を2つご紹介していきましょう。
さて、私ことではございますが、
この度○月×日をもって、株式会社△□を退職することとなりました。
多年に渡り格別のご厚情を賜り、心から御礼申し上げます。
つきましては、×月○日より弊社△△部の□□□□が後任として、貴社を担当させて頂くことになりました。
後日□□□□が改めてご挨拶に向かいますので、変わらぬご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
末筆でございますが、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしますとともに厚くお礼申し上げます。
敬具
平成×年×月△日
株式会社△□
○○ ○○(自分の名前)
03-0000-0000(会社の電話番号)
※時候の挨拶は、月によって異なります。
「時下」は今現在といった意味で、季節を問わず一年中使えるのでビジネスでよく使われる時候の挨拶です。
さて 私事ではございますが
この度○月×日をもちまして、一身上の都合により退職させていただくことになりました
在職中は、◯◯様をはじめ、皆様の温かいご指導のおかげで充実した日々を送ることができました
改めて御礼申し上げます
今後は××の仕事に携わる予定です。
御社で学んだことを次の職場でも 活かしていきたいと思っております
後任は先日一緒にご挨拶に伺わせて頂きました△△が務めさせて頂きます。
引き続き変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
最後になりましたが、御社のご発展とますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます
敬具
平成×年×月△日
株式会社△□
○○ ○○(自分の名前)
03-0000-0000(会社の電話番号)
手紙を送る時には、封筒によって便箋の折り方も異なります。
正しい折り方や和封筒・洋封筒の違いはこちらの記事でチェックできます。
【 手紙の折り方と封筒に入れる向き】
手紙を正しい入れ方で封入したら、切手も規定通りに貼って投函しましょう。
【意外と知らない!切手を封筒に貼る正しい位置 】
退職時に取引先へ送るお礼メールの文例
メールの場合は、お礼状よりも文章は砕けた表現になります。
それでは、メール文面のテンプレートをご紹介しますね。
題名は「退職のご挨拶」とし、自分の勤務先の会社名と名前を入れましょう。
そうすることで、誰からの退職連絡かが一目で分かるようになります。
株式会社△△ □□様
いつも大変お世話になっております。○○株式会社の××です。
私ごとで大変恐縮なのですが、一身上の都合により○月×日を持って退社することになりました。
□□様にはこれまで何かとお力添えをいただき、心から感謝しております。
本来であれば直接挨拶に伺うべきところ、メールでの挨拶になりましたことをお詫び申し上げます。
後任は○○部の××が務めさせていただきます。
後日、改めて××がご挨拶に伺いますので、変わらぬご指導の程よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、貴社のご発展と□□様のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
株式会社△□
◇◇部
○○ ○○(自分の名前)
03-0000-0000(会社の電話番号
株式会社〇〇 営業部
〇〇〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
先日は大変お忙しい中、貴重なお時間を頂きまして誠に有難うございました。
ご挨拶させて頂きました通り◯月◯日をもって株式会社〇〇を
退職することとなりました。
〇〇様には何かとお力添えを頂き心より感謝申し上げます。
後任は先日一緒にご挨拶に伺わせて頂きました〇〇が務めさせて頂きますので、
引き続き変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社のご発展と〇〇様のますますのご活躍を
心よりお祈り申し上げます。
株式会社△□
◇◇部
○○ ○○(自分の名前)
03-0000-0000(会社の電話番号
さいごに
いかがでしょうか。
退職の挨拶はお世話になった方への感謝を伝える大切な方法です。
最後まで好印象を与えることで、会社への印象も良くなります。
きちんとした挨拶をして円満な退職を叶えていただければと思います。