切手を貼る位置と料金 貼り忘れた時の対処法をご紹介

郵便を出すときに必要な切手にも貼る位置に決まりがあるのを知っていますか?
知らないとちょっと恥ずかしい郵便のマナー。
さらに、この郵便にはいくらの切手を貼ったらいいの?なんてちょっとした疑問や
切手を貼り忘れてしまった時の対処法もご紹介。
せっかく出した郵便が気持ちよく相手に届くように、正しい郵便マナーを簡単にわかりやすくご説明します。

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切手を貼る位置は?

結論からお伝えしますと

縦長の封筒は左上、横長の封筒は右上です。

これはあて名の書き方が、縦書きでも横書きでも同じです。
さらにハガキも同様で、縦長のものは左上、横長のものは右上に切手を貼ります。

実は郵便に関しては【内国郵便約款】という細かい決まりがあります。
この中に切手の貼る位置が記載されているんです。(平成29年1月30日改正)

内国郵便約款
郵便切手による料金前払

(第42条-3より抜粋)

郵便切手を郵便物(荷札を含みます。)の表面の左上部(横に長いものにあっては、右上部)にはり付けていただきます。

ただし、その表面の左上部又は右上部に郵便切手をはり付ける余白がないときは、その表面の適宜の箇所にはり付けることができます。

さらに切手を貼る範囲までも決まっています。

縦長封筒:左上角から縦7.0×横3.5cm
横長封筒:左上角から縦3.5×横7.0cm

これは郵便局で消印を押す機械との関係もあってそのようになっています。

郵便局では消印を押す時に、封筒を縦にそろえて機械に入れていきます。
この時、横長の封筒を縦に揃えた際に、縦長の封筒と切手の位置が同じになるようになっているのです。

つまり、封筒もハガキも縦長に向けた時には切手の位置が左上にくるように貼る。ということですね。

ただし、このように貼らないと郵送してくれないというわけではありません。
その時は、郵便局員が手作業で消印を押してくれて郵送してくれます。

違う場所に切手を貼ったからといって非常識と思う方も少ないとは思いますが、一度覚えてしまえば簡単なことなので「縦長で左上」と覚えてしまいましょう。
必ず左上に切手がある官製はがきを思い浮かべると、忘れた時でも分かりやすいかもしれませんね。

手紙の折り方や封筒に入れる向きにもマナーがある!?
切手を貼る前の手紙の折り方や入れ方、向きもチェックする方は【  こちらをクリック  】

封筒に貼る切手の料金は?

封筒に貼った切手が料金不足。。。
これはちょっと恥ずかしいですね。

切手の料金はサイズと重さによって異なります。

定型郵便
重さ 料金
25g以内 84円
50g以内 94円

定型外郵便
重さ 規格内 規格外
50g以内 120円 200円
100g以内 140円 220円
150g以内 210円 300円
250g以内 250円 350円
500g以内 390円 510円
1kg以内 580円 710円
2kg以内 取扱いなし 1、040円
4kg以内 1,350円

定型郵便と定型外郵便って?

【定型郵便物】は重さ50g以内、サイズ23.5×12×1(cm)以内のもの
手紙に使われる封筒や、カードの請求書のサイズのものですね。

【定型外郵便物】は規格内は重さ1kg以内、サイズが34×25×3cm以内のもの
A4用紙が折らずに入る角形2号封筒程度の大きさで、定形郵便より少しサイズが大きいものがこれにあたります。

規格外は重さ4kg以内、サイズは一辺が60cm以内かつ縦横高さの合計が90cmを超えないもの
定形外の規格を超えるものは規格外料金となります。

※2019/10/1より郵便料金が一部変更になりました。

日本郵便ホームページ
こちらのホームページには、重さや配送方法を入力すると料金を計算してくれるページがありますので、分からない場合は見てくださいね。

また郵便局に行ける時間があるようでしたら、窓口で重さを計ってもらって郵便料金を払うのが最も確実な方法です。

※おまけ※
封筒での郵便物はいろいろな種類がありますが、はがきの料金は一律です。
はがき1通63円、往復はがき124円となっています。

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切手を貼り忘れた場合は?

万が一、封筒に切手を貼り忘れて投函してしまった場合の封書はどうなるのでしょうか?
また、貼った切手の料金が不足していた場合は?

≪差出人の住所・氏名が書いてある封書の場合≫

⇒郵便局の配達管内であれば、料金不足の用紙が貼られて差出人に戻ってきます。
⇒郵便局の配達管内でなければ以下と同じ扱いになります。

≪差出人の住所・氏名が書いてない封書の場合≫

⇒受取人に不足分の料金を払ってもらい配達します。

郵便局の配達管内とは、

① 差出人の書かれた住所の集荷・配達を行う郵便局

② 封書を投函した場所の集荷・配達を行う郵便局

が同じ場合です。

自宅住所を書いた封書を、通勤途中などで投函すると管轄の違う郵便局の取り扱いになる場合があります。
そうなると「配達管内でない」扱いとなり配達されてしまいます。

切手の貼り忘れに気づいた場合は、まず投函した場所の管轄の郵便局に連絡してみましょう

どこの郵便局が集配しているかは日本郵便のホームページに載っています。
「ゆうゆう窓口・集荷の連絡先」
上記で確認できますので、落ち着いて調べてみましょう。

私が切手を貼り忘れた時は、管轄の郵便局へ電話をして取り置きをしてもらうことができました。
電話口で切手を貼り忘れた旨を伝えれば対応してもらえます。
投函したポストや宛名などを伝えて、その封書が確認できるとその郵便局で配達をストップしてくれました。
その後、料金を払いに行けば元のように発送してくれますので早めに連絡してみてくださいね。

まとめ

切手の貼る位置は、縦長の封筒で左上にくるように貼りましょう。
貼るのを忘れてしまったら、まず管轄の郵便局に問合せしてみること。
差出人は住所・氏名共に書くようにするのが良いと思います。
更に郵便料金はサイズや重さによって違うので、適切な切手を利用することが必要です。
ちょっとしたことですが、知ってるのと知らないのでは大違い(^_^;)
参考になれば幸いです。

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コメント

  1. Johnb182 より:

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