子どもが上手に一人歩きが出来るようになったら、一緒に歩いてお出かけしたいと思いますよね。
そこでファーストシューズを履かせようとすると、泣いて嫌がったり逃げ回ったり…どうしたらいいのか困ってしまいませんか?
そこで赤ちゃんのファーストシューズ問題について、気になる疑問や解決方法をまるっとご紹介させていただきますね!
赤ちゃんが靴を嫌がるのは普通?歩けるようになるためにすることは?
「歩けるようになった子供に靴を履かせようとすると、イヤイヤをして履いてくれない。」
「靴を嫌がるのはうちの子だけなの?」と思っているパパやママは安心してください。
ほとんどの赤ちゃんは、慣れるまでは靴を嫌がる習性があります。
なぜかというと、裸足や靴下で過ごしていた赤ちゃんにとって、靴は足の自由を奪う怖いものという認識があるからです。
ですので、ファーストシューズに馴染んでもらうために、靴に対する赤ちゃんの恐怖心を和らげる必要があります。
それでは、赤ちゃんが靴に慣れて歩けるようになる方法について見ていきましょう。
1.履かせる時に遊びの要素を入れてみる
歌に合わせて履かせてみたり、靴についているマジックテープの音でリズムを取りながら履かせてみましょう。
靴=楽しいものというイメージを持ってもらい、靴を履くことへの抵抗感を減らしていきましょう。
2.嫌がらず靴を履けたら、大げさに褒める
言葉の意味はわからなくても、その言葉の持つ雰囲気やパパママの表情で褒められていることはわかります。
パパママが喜んでいると、赤ちゃんも嬉しくなります。
いい気分になって、そのうち自分から履く様になります。
3.まずは室内で歩く練習を
嫌がらず靴を履けるようになったら、今度は室内で歩く練習をしましょう。
パパやママが手を繋いであげたり、手押し車を使って遊びながら歩いてもいいと思います。
4.近所を散歩してみる
最初は短時間でいいので、外を一緒に歩いてみましょう。
無理に1人で歩かせず、手を繋いで歩いたほうが良いでしょう。
そうしていくうちに靴を履くことを嫌がらなくなり、外歩きも好きになると思います。
根気強く、赤ちゃんと向き合ってあげてくださいね。
赤ちゃんのファーストシューズはいつから履かせる?靴の選び方やサイズは?
赤ちゃんにファーストシューズを用意する時期の目安としては、1人で5歩〜10歩ほど歩けるようになってからです。
1歳前後になったら用意する家庭が多いと言われています。
靴の選び方のポイントは、以下を参考にしてください。
靴底が硬いと歩きにくく、靴を履いて歩くのを嫌がる原因になりかねません。
ファーストシューズはしっかり靴底が曲がり、さらに衝撃を和らげるクッション性のある靴底のある靴を選ぶようにしましょう。
・足首まで包み込むハイカットタイプ
かわいいタイプのシューズはたくさんありますが、ファーストシューズはハイカットがベストです。
足首まで包み込むハイカットタイプの靴は、赤ちゃんにとって歩きやすい靴の形です。
・通気性がいいもの
赤ちゃんは新陳代謝が良く汗っかきのため、靴の中も蒸れやすいです。
そのため、通気性の良さも靴選びのポイントの1つにしましょう。
靴のサイズですが、「実際の足のサイズ+5mm」の靴を選ぶのが正解です。
少し大きめの靴を選ぶことで、足の指をのびのび動かしやすくする為です。
赤ちゃんの足は脂肪で覆われている為、必ず立たせた状態でサイズの計測をしましょう。
足が浮いている状態で測ると、正しいサイズではない場合があるので注意が必要です。
赤ちゃんのファーストシューズは靴と靴下どっちがベスト?
最後に、ファーストシューズは靴と靴下どちらがいいかという点についてです。
赤ちゃんが靴下に慣れていないようでしたら、まずは靴下に慣れるところから始めましょう。
最近では、靴下とファーストシューズが一体化したような商品も人気となっています。
こちらでは靴下一体型の柔らかい靴から、ファーストシューズを履かせる時に靴下は履かせるべきなのかを説明していきますね。
ソックスシューズやベビーフィートって?
最近人気の「ソックスシューズ」「ベビーフィート」って知ってますか?
靴の布の部分が靴下のような生地で柔らかく、底にラバーが入っていて滑らないようになっているシューズのことです。
こちらはファーストを嫌がる子供も履いて歩いてくれると評判になっています。
靴下に慣れていない子や、ファーストシューズに慣らす練習としてソックスシューズを選ぶママさんが増えています。
室内で歩くのはもちろん、短時間の外でのよちよち歩きでも使えます♪
靴よりも軽いので、靴下に慣れていない子やファーストシューズを嫌がる子にもおススメですよ。
ファーストシューズには靴下も履かせる?
靴下を嫌がるから裸足のまま靴を履かせている、なんてご家庭もあるかもしれません。
ですが、靴下を履かないで靴を履くのは、靴擦れやムレの原因になってしまうのです。
ファーストシューズでも靴を履かせる時には、薄手でOKなので靴下も履かせるようにしましょう。
まずは靴下から始めて、靴下に慣れたら靴へ移行していくのが、自然な流れではないかと思いました。
まとめ
赤ちゃんが靴を嫌がる時は、まず赤ちゃんの認識を「靴は怖い→靴は楽しい」に変える事が大切です。
時間はかかるかもしれませんが、根気強く教えてあげればきっと分かるはずです。
また、靴のサイズは足より5mmプラスの物を選びましょう。
通気性がよく靴底が柔らかく、できればハイカットの靴を選ぶのがオススメです。
靴に慣れて外を歩き始めると、赤ちゃんの中の世界はぐっと広がります。
パパとパパは赤ちゃんが怪我や事故にあわないよう、しっかり見守ってあげてくださいね!