皆さんはアクリルたわしを作ったことありますか?
アクリルたわしは掃除に大活躍と聞いて、市販品を買って使ったことのある方も多いと思います。
しかし市販品は高いですし、出来ることなら自分で作りたいですよね。
アクリルたわしを作るのは難しいと思いがちですが、安心してください。
材料は100均で揃えられますし、誰でも簡単に作ることができます。
そこで今回は、エコなアクリルたわし制作に必要な材料や作り方について解説したいと思います。
アクリルたわしは100均の毛糸で大丈夫?たわし向きの毛糸とは?
まずアクリルたわし、エコたわしを作る毛糸は100均で売っている毛糸でOKなのでしょうか?
アクリルたわしを作るには、むしろ100均の毛糸の方が向いています。
手芸屋さんで売っているアクリル毛糸は、アクリルたわしを作るのでは無く、雑貨を作ることを前提に作られています。
光沢があり柔らかく、アクリルたわしとして使用するにはもったいない品質です。
一方100均で売られているアクリル毛糸は、アクリルたわしを作ることを前提に作られていることが多いです。
毛糸のパッケージをよく見ると、「ニオイを防ぐ」「雑菌が繁殖しにくい」と、明らかにたわし向けの文言が書かれているものもあるのです。
以上の理由から、アクリルたわしは100均の毛糸で大丈夫と言えますね。
次にアクリルたわし向けの毛糸ですが、アクリル100%のものを選びましょう。
まれにウールが混ざったものも売っているので、買う際は表示をよく見てから買うようにしてださい。
またアクリル毛糸には、実は2種類の種類のものがあります。
湿式と乾式が存在し、製造法が違うのです。
湿式の方には繊維に溝が入っており、その溝こそがアクリルたわしの洗浄力の要となっています。
日本製のアクリル毛糸はほぼ全て湿式で作られていますが、外国製のアクリル毛糸は注意が必要です。
100均の最大手であるダイソーのアクリル毛糸は湿式だと発表されていますが、他の100均で購入予定の方は、パッケージを確認してから購入するようにした方が良さそうです。
アクリルたわしの簡単な作り方|初心者にもできる方法と用意するもの
アクリルたわしの材料は、100均で揃えることができます。
・かぎ針
・アクリル毛糸
材料は、以上の2点を用意するだけでOKです。
作り方に関しては、以下の動画が初心者でも簡単に作れるように解説してくれています。
この動画を参考にしながら作っていただくのが一番だと思います。
動画の時間が長くて尻込みしてしまうかもしれませんが、こちらの動画は完全初心者向けです。
初心者がつまずきやすいポイントを、丁寧に解説してくださっていますよ。
アクリルたわしの効果的な使い方と特徴まとめ
アクリルたわしはエコたわしともいわれ、洗剤を使わずに食器などを綺麗にすることができる優れものです。
まずは、アクリルたわしの効果的な使い方について説明します。
アクリルたわしが得意とするのは「磨き洗い」です。
具体的には、
・茶渋やコーヒー渋の除去
・鍋やフライパンの焦げ付き
・浴槽の湯アカ
をとるのに役立ちます。
水をつけて磨くだけで、みるみるうちに汚れが取れていきます。
食器洗いのすすぎの際に使うのも効果的です。
食器洗いはすすぎの時に手でこすりながらすすぐと思いますが、手では無くアクリルたわしでこすりながら洗うことにより、隠れていた汚れを洗浄することが出来ます。
また、アクリルたわしは乾いた状態でも使えます。
窓ガラスや鏡を拭くと曇りが綺麗にとれますし、テレビやパソコン、窓枠などに積もった埃も簡単に取れるのでおススメです。
次に、アクリルたわしの特徴をみていきましょう。
アクリルたわしは、アクリル毛糸の細い繊維が汚れを取り込み落とします。
洗剤を使わなくていいのでエコロジーです。
手入れが簡単なのが、もう1つの特徴です。
ボウルや洗面器の中に水を溜め、水の中でもみ洗いをして汚れを落とします。
汚れの程度によっては、石鹸や洗剤を使用してもいいかもしれません。
洗い終わったら風通しの良い場所で干しておきます。
通気性がいいのですぐ乾きます。
そして自作する場合は自分好みの形や色で制作できます。
好きな形や色で作ったアクリルたわしを使うと、掃除や食器洗いが楽しくなりますね。
まとめ
エコで汚れに強いアクリルたわし、作ってみる価値は充分あります。
筆者も今度の休みに、アクリルたわしを編んでみようと思いました。
皆さんも是非一度、挑戦してみてはいかがでしょうか?