狂犬病予防接種の時期と料金 忘れた場合はどうするの?

kyokenbyo

愛犬の健康を守るのは、飼い主にとって非常に大切なこと。
その中でも欠かせない健康管理の一つが予防接種です。
犬の飼い主には、狂犬病の予防接種が義務付けられているのをご存知ですか?
でも、予防接種の時期っていつ? 費用はどれくらいかかるの?
もしも予防接種を忘れてしまったらどうするの?
初めて犬を飼う場合、予防接種について、わからないことがたくさんあるのではないでしょうか?
今回は、そんな新米飼い主さんのために、狂犬病の予防接種について、わかりやすくご説明します!

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狂犬病予防接種の時期と料金 初めての場合と2回目以降は?

犬の飼い主には、住んでいる市区町村に飼い犬を登録し、年に1回、狂犬病の予防接種を受けさせることが、法律で義務付けられています。
ですので、飼い犬の登録が済んでいない場合は、今すぐに登録を行いましょう。

なぜ登録が必要なのでしょうか?

それは、登録があれば、もしも狂犬病が発生した場合にも、その地域において、どこで犬が飼われているのかを把握して、スピーディーに対策を行うことができるからです。

狂犬病は、一度感染して発症してしまうと、治療が不可能な病気です。
ですが、予防接種を受けていれば、発症を予防することはできます。

だからこそ、飼い犬に狂犬病の予防接種をしっかりと受けさせることで、自身の飼い犬を守り、他の動物への感染も防ぐことが大切なんです。

初めて犬を飼う飼い主は、飼い犬が生まれてから91日以上経っていたら、早めに予防接種を受けさせましょう。
また、2回目以降の予防接種の時期は、1年に1回、毎年4~6月となります。

狂犬病の予防接種は、市区町村が行う集団接種、もしくは動物病院で受けることができます。
春になると、住んでいる市区町村から予防接種のお知らせが届くので、忘れずにチェックしましょう。

予防接種の費用は、市区町村によって異なりますが、大体3,000円前後で受けることができます。
わからないことがある場合は、市区町村の窓口や動物病院へ問い合わせをしてみるとよいでしょう。

予防接種が終わると、予防接種を受けたことを証明する「注射済票」が発行されます。
注射済票は、首輪などに装着しておきましょう。

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狂犬病の予防接種を忘れた!!ワクチン注射はどうしたらいい?

もしも、4~6月に予防接種を受け忘れた場合や、飼い犬の体調が悪くて4~6月に予防接種を受けられなかった場合は、どうすればよいのでしょうか?
もしかして、来年の4~6月まで待たなければならない?

いいえ、そんなことはないので安心してください。

動物病院に行けば、いつでも狂犬病の予防接種を受けることができるんです。

狂犬病予防法という法律では、予防接種を受けさせなかったり、注射済票を装着しなかったりした場合には、20万円以下の罰金に処すると定められています。

しかし実際は、日本における狂犬病の予防接種率は40%程度と言われており、予防接種を受けなかったからといって、すぐに罰則が適用されるわけではないようです。

現在、日本には狂犬病は存在しないと言われており、身近な病気だと感じている方は少ないでしょう。
だからといって、予防接種なんて受けなくても大丈夫!と勝手に判断するのはNG。
法律で定められているのですから、予防接種は必ず受けなければなりません。

狂犬病の予防接種は飼い主のマナーです!!

狂犬病予防接種の時期や費用について、おわかりいただけましたでしょうか?
狂犬病は、発症後はほぼ100%死亡する、恐ろしい病気です。
予防接種を受けさせることは飼い主の義務であり、大切なマナー。
毎年忘れずに予防接種を受けて、愛犬の命を守りましょう!

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