柑橘類の一種である「シークワーサー」を知っていますか?
爽やかな酸味が人気のシークワーサーは、美味しいだけでなく、健康や美容によい効能もたくさんあるんです。
今回は、シークワーサーってどんな食品??から
シークワーサーの効能や、シークワーサーの原液を使ったおすすめレシピなどをご紹介いたします!
シークワーサーとは?カボスやすだちやレモンとの違いは?
シークワーサーは、沖縄県や台湾でよく栽培されている柑橘類。
温州みかんよりもやや小ぶりなサイズで、皮は薄いので、皮ごと食べることもできます。
沖縄県では、果汁を飲み物や料理、醤油に加えるなどして、とてもよく使用されています。
シークワーサーの原液を泡盛に加えるという使い方もあるそうですよ。
シークワーサーによく似た柑橘類としては、カボスやすだち、レモンなどがありますが、どのようなところが違うのでしょうか?
シークワーサーは、琉球諸島および台湾の自生種。
カボスやすだちは中国が原産で、飛鳥~奈良時代に日本に伝わったと言われている、ゆずの仲間です。
また、カボスやすだちは、青緑色の時期に食べるのが一番美味しいのですが、シークワーサーは完熟してから生食として食べることも多いのも特徴です。
シークワーサーと同じくらい酸っぱい柑橘類としてはレモンもありますが、クエン酸の量は、シークワーサーがレモンをはるかに上回っているんですよ。
最近シークワーサーがとても人気なのは、この辺に秘密があるのかもしれません。
シークワーサーの旬は?
シークワーサーの旬は、年に3回あります。
1回目の旬は、8~9月頃。
この時期に収穫されるシークワーサーは、「青切り」と呼ばれる青い状態のもので、主に酢の物などに使用されます。
2回目の旬は、11~12月頃。
黄色くなる時期で、ジュースとして使用されることが多いです。
3回目の旬は、12~2月頃。
黄色~オレンジ色に熟しており、ちょうどよい甘酸っぱさ。
主に生食用として出荷されます。
時期によっても味や使われ方が違ってくるんですね!!
シークワーサーの効能と栄養素がすごい! 効果的な摂り方もご紹介
シークワーサーには、他の柑橘類と比べて、ノビレチンという成分が非常に多く含まれています。
ノビレチンとは、ポリフェノールの一種で、血糖値や血圧の上昇抑制、基礎代謝の活性化、脂質代謝の正常化、血液中の中性脂肪の分解といった効果があります。
わかりやすく言うと、ノビレチンは体の脂肪を燃えやすくしてくれるんです。
つまり、ダイエットをしている方には嬉しい効果があるということですね。
また、疲労回復効果のあるクエン酸は、レモンの約2.2倍、梅干しの約1.6倍も含まれています。
さらに、ウイルスから身を守るビタミンP、疲労回復に効くビタミンC、がん細胞の抑制やダイエットに効果のあるリモネンも豊富に含まれています。
シークワーサーは、体によい成分がいっぱいですね。
せっかくなら、シークワーサーの栄養素を効果的に摂りたいですよね。
シークワーサーの効果的な摂り方は、栄養成分がぎゅっと凝縮された原液がおすすめです!
濃度を変えて自分好みの味にでき、いろいろな料理にも使いやすいですよ。
それでは原液の簡単で美味しく摂れちゃう方法を見ていきましょう!
シークワーサー原液の使い方レシピ3選!! 美味しく栄養を摂ろう!
シークワーサーの原液を使って、栄養を美味しく摂れるレシピを3つご紹介しましょう。
シークワーサーのアンチエイジングドレッシング
1つ目のレシピは、いろいろなサラダに使える「シークワーサードレッシング」です。
シークワーサー原液150ml、酢100ml、オリーブオイル50ml、砂糖大さじ1杯、塩小さじ1杯、コショウ少々を合わせて、よく混ぜたら完成です。
砂糖の代わりに、蜂蜜を使っても美味しいですよ。
シークワーサーで簡単一品もずく酢
2つ目のレシピは、「シークワーサーもずく酢」です。
酢、めんつゆ(2倍希釈)、シークワーサー原液を2:2:1くらいの割合で混ぜ合わせ、水気をきったもずくに和えるだけ。
シークワーサーの香りが爽やかで、酢の物が苦手な人でも食べやすいです。
シークワーサーゼリーで子供も大喜び
3つ目のレシピは、暑い日に食べたい「シークワーサーゼリー」です。
鍋に水と砂糖を入れて加熱し、水でふやかした粉ゼラチンを入れて、完全に溶かします。
そこに、シークワーサー原液を加えて混ぜ、器に流し入れて、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
栄養豊富なシークワーサーを摂って健康になろう!
いかがでしたでしょうか。
健康効果の高いシークワーサーは、積極的に摂りたい食材です。
便利なシークワーサー原液などを活用して、シークワーサーを美味しく食べてくださいね!