汗を止める方法や抑える方法 イヤな脇汗と汗染みの対策について

ひどい汗

汗かきにとって厳しい季節がやってきました。
「1人だけ汗ダラダラで恥ずかしい思いをしてしまった」
「通勤・通学の電車の中で汗だくで周りの目が気になる」
「すぐに洋服に汗染みができてしまって困る」
こんな悩みを持った方も多いのではないでしょうか?
汗を気にしすぎることで、更に汗が止まらなくなることもあります。
正しい知識を知ってちゃんとした対策をすることで、外出先でも焦らずに汗に対処することができるようになります。
今年の夏は、涼しい顔をして汗と付き合っていきましょう。

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汗を止める方法なんてあるの?

汗の一番大切な役割は【体温調節】です。
人間は体内の温度が上がった時に汗をかいて、その熱を体の外に放出するために汗をかきます。

汗をかくのは自然の原理なので、汗を全くかかないのは実質的に難しいです。
だからといって汗をダラダラかくのは困りもの!!

でも「体内の温度を下げるために汗をかく」ということが分かれば、「体内に熱をためないようにする」「体温を出来るだけ上げないようにする」対策はできますよね。

まず、体温を下げる方法としてとても効果的なのが

わきの下や足の付け根などの太い血管を冷やすことです!!

血液を冷やすことで体温を下げることができ、その結果、汗を抑えることができます。

熱中症の応急処置としても、脇の下に保冷剤を挟むなどして体温を下げるのは有名ですよね。
体温が下がることによって、汗もすーっと引いていくのが分かります。
この血管を冷やすという方法は汗を止めるにも効果的ですが、汗をかかないようにするのにもとても効果的です。

また、通勤・通学などで電車を使っている人は、駅まで歩いただけで汗びっしょり。
立ち止まったとたんにドバーッと汗が噴き出してくることってありませんか?

制汗初級 これの簡単な対策としては、外出前に凍らした保冷剤をハンカチにくるみます。
家を出たら、この保冷剤入りハンカチで汗を拭くように首の周りの血管を冷やしながら歩いてみてください。
簡単なことですが、これが真夏でもけっこう効果的です(^^)

首はあまり冷やし過ぎてもいけないので、右の首筋に当てて「気持ちいいな」と思ったら左の首筋に移動させる位で十分です。
ケーキやアイスを買った時に付いてくる保冷剤は捨てずに冷凍しておきましょう。

汗を抑える方法で即効性のあるものは?

ズバリ!!
汗を抑えるのに即効性のある方法は【皮膚圧反射】です!!

皮膚圧反射??
聞いたことない方も多いですよね。

身体を横にして寝ると下になった半身から汗が減って、上になった半身の汗が増えたことから発見されたもので【半側発汗(はんそくはっかん】とも言われます。

要は、ある部分を押して圧迫することで脇の汗を止めてしまおうというものです。

簡単に言うと「ツボ押し」ですね。

特に即効性のあるツボ2つ
☆ 屋翳(おくえい)
乳首から3cmほど(指2~3本分)上の辺りを1分から3分間押さえます。

☆ 大包(だいほう)
脇の真ん中から下に下がったラインと、女性のブラジャーのアンダーラインの交差した辺りを強めに押します。

制汗中級 腕を組むように手をクロスさせて左のツボは右手、右のツボは左手で押すとやりやすいです。
慣れてくるとこの状態で人差し指や中指で大包を押しながら親指で屋翳も一緒に押すことができますよ。

このツボを押すことで、上半身の汗を抑えることができます。

舞妓さんは脇の下で帯をきつく結んで汗を抑えているそうです。
夏でも顔に汗をかかないように、白いおしろいの化粧崩れがしないように工夫されているんですね。

この効果はいろんな方が実感していますが、全身にかく汗の量が変わるわけではないのがデメリットでしょうか。
上半身の汗が抑えられることにより、下半身に汗をかきやすくなるのでご注意くださいね。

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脇汗と汗染みの対策は?

脇には汗腺が多いので、身体の他の箇所よりも多く汗をかきがちです。

かいた汗を吸収してくれる汗脇パットや、脇の汗を吸収してくれるインナーなども今はたくさん販売されていますね。
とても便利でアウターにも響かないし、汗染みができないので洋服にも優しく重宝しています。

ただ、大量に汗をかいてしまうとパッドの周りから汗染みになってしまったり。。。
吸い取ってくれた汗が、時間が経つと匂ってくることも。。。

汗はかいてしまいそうなことが分かっている場合には先に対策をすることが重要です。

私が出勤の時にやってみて一番効果的だったのは手作りの「脇の下冷却枕」です(^^)

制汗上級
「脇の下冷却枕」の簡単な作り方
①長めの手ぬぐいに小さな保冷剤を2つ肩幅くらい離して置いて棒状に包みます。

②背中の肩甲骨から脇の下を通って、胸の上で手ぬぐいを結びます。

この時に脇の下に保冷剤が来るように位置を調整すれば完成です。

ウエストのベルトを脇の下で留めたような形ですね。
太い血管を冷やすことで体温の上昇も抑えることができて、脇パットの役目も果たしてくれます。
会社に着いて落ち着いたらトイレで外して持ち帰るので、日中の臭いも気になりません。

実は最初は「わきアイス」という商品を気に入って使っていたんです。
とても楽に使えて快適だったのですが、ある日なぜかどこかに行ってしまいました。。。
脇の下を冷やす通勤の快適さを経験してしまった私は、それがないと困るので代用品を手作りしたらこれがとても良かったわけです(^O^)

家にあるもので快適になれるのでオススメですが、作るのが面倒な方は楽天で簡単に買えます。
⇓ こういう商品です ⇓

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

わきアイス 大人用(1コ入)[冷却グッズ]
価格:820円(税込、送料別) (2017/4/26時点)

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夏に綺麗な色のシャツを着たいけど、汗染みが気になってどうしても無難な色を選んでしまう。
そんな方はぜひ試してみてください。

まとめ

汗を止める方法としては
・太い血管を冷やす
・ツボを押す
・脇アイスなどグッズを活用する

など、簡単にできる方法をご紹介しました。
汗によって体温調整できるのはヒトなどの高等動物のみだそうです。
身体にとって必要なことなので、上手に付き合っていきましょう(^O^)/

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