乾燥にはゆずを丸ごと使って保湿しよう!!種の化粧水からゆず湯に喉の痛みにも効果的な理由

yuzu

乾燥が気になるこの時期。
高い化粧品を使っても、どうしても乾燥してしまう・・・
いつも捨ててしまっているゆずの種で保湿効果の高い化粧水ができるって知ってましたか?
余分なものも入っていないのでとっても安心。
しかも簡単にたくさん作れるので、じゃぶじゃぶ使えます。
しっとりさらさらで保湿してくれるこんな化粧水を知らないともったいない!

種を取ったゆずはゆず湯にしてお肌もつるつる!
効果的なゆず湯の入り方などもご紹介します。
残ったゆずははちみつ漬けにすれば、保存がきいて喉の痛みや風邪の予防にも使えます。
意外と知らないゆずの効能。
まるごと使い切って乾燥する冬を快適に過ごしましょう!!

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乾燥にはゆずの種の化粧水で保湿を

実はとっても簡単にしっとり化粧水が身近なもので作れるんです。
しかも化学物質や保存料も入っていないので安心して使えます。

化粧水を作るには、ゆずの中でも種だけを使います。
ゆずの種の周りには、ぬるぬるしたジェルのようなものがついています。
これが天然の保湿成分の「ペクチン」です。

ペクチンには保湿はもちろん、毛細血管の働きを助けて小じわやシミを防ぐといった働きもしてくれます。

では早速、化粧水の作り方を見ていきましょう。

【簡単!!】ゆずの化粧水の作り方
《 用意するもの》
・ゆずのたね
・日本酒、又は焼酎
・熱湯消毒したビン
・ざる
・ポンプ式の容器(100円均一で売っているものでOK)

《 作り方》
➀ 瓶を熱湯消毒し、しっかり乾かしておきます。

➁ ゆずから種を取り出します。(種の周りがぬるぬるしていますが洗わないこと!!)

➂ ➀の瓶に➁の種を入れて、その3倍の量の日本酒、又は焼酎を入れて日の当たらない場所に置いておきます。

➃ 1日1回程度、種が固まらないように瓶を軽く振ってください。 (瓶に入れてから1日経つととろみが出てくるのが分かると思います)

⑤ 約1週間漬け込んだらザルで濾して完成です!!

⑥ ポンプ式の容器に移し替えて、冷暗所で保存して使ってください。

濾したあとの種は、またお酒に漬けておくと同じ種から3回くらい化粧水が作れます。
トロトロしすぎてしまった!という方は精製水を少し足して薄めて使っても大丈夫です。

見た目はけっこうとろみが出たなと思っても、使ってみると意外とさらさらしています。
しっかり浸透してくれてお肌をしっとりさせてくれますよ。

我が家では敏感肌の母も気に入って、毎日全身に使っています。
個人差もあると思いますので、お肌が弱い方は少量を腕の内側に付けて様子を見てから使用してくださいね。

冬の間はキッチンに常備して、水仕事の後に手に塗りこむのが習慣になっています。
おかげでここ数年は手のガサガサとは無縁になってかなり快適ですヽ(´▽`)/

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ゆず湯で乾燥知らず

種を取り除いたゆずはお風呂に入れて「ゆず湯」にして入りましょう。
冬至の日に入るのが有名な「ゆず湯」は乾燥にもとっても効果的なんです。

【ゆず湯の効能】
・皮に含まれる「リモネン」には血行促進して身体を温め、湯冷めを防ぎます
・ビタミンA・Cが肌の保水性を高め、乾燥肌の改善・予防肌のバリア機能を高めてくれます。
・またクエン酸等がひび・あかぎれを改善してくれるといった報告もあります。
・その他、風邪の予防冷え症リウマチへの効果や動脈硬化の予防にも良いとされています。

【ゆず湯の作り方】
ゆずの果実をりんごのように4分の1に切ります。
または厚めの輪切りにして、布袋に入れてお風呂のお湯に入れます。

たったこれだけ。
お湯に浸かるとゆずの良い香りもリラックスさせてくれます。

適当な袋がない場合は、手ぬぐいやガーゼのタオルを袋状にして口をゴムで留めて代用できますよ。

肌の弱い方やお子様やお年寄りは肌がピリピリと感じる方もいらっしゃいます。
心配な時は、ゆずの数を少なめにして入ってみてください。

また、果汁がお湯に染み出すとピリピリする方には、果汁を先に絞ってしまって残ったものをお湯に入れるのも良いでしょう。

その時の絞った果汁は冷凍庫で保存すれば、ポン酢に入れてゆずポン酢にしたりお料理の薬味としても重宝します。

血行を良くして身体を温め、内側からも乾燥を予防していきましょう。
お風呂上りに、作ったゆずの化粧水をたっぷりと擦り込んでさらに保湿効果を高めてみてくださいね。

喉の痛みにもゆずは効果的!

ゆずにはレモンの3~4倍のビタミンCが含まれていて、柑橘類でもトップクラスの含有量を誇ります。

また、リモネン・シトラールなどのレモンの香り成分には新陳代謝を活発にし、喉の炎症や咳を緩和してくれると言われています。

さらにゆずには体を温める温熱作用があり、冷え性や免疫力を高めてくれるので風邪のひきはじめにも効果的です。

といってゆずの果肉は酸味が強いので、そのまま食べるのには向いていません。
喉が痛い時には「はちみつゆず湯」がおすすめです。

下の「ゆずのはちみつ漬け」をお湯で割って飲むだけです。
のどに良いのはもちろん、身体も暖まるのでぜひ試してみてください。

そこで簡単にできて美味しい「ゆずのはちみつ漬け」を作りおきしてましょう!!

【ゆずのはちみつ漬けの作り方】
《 用意するもの 》
・ゆず(たねを除いたもの)
・はちみつ(ゆずと同量)
・熱湯消毒したビン

《 作り方 》
➀ 瓶を熱湯消毒し、しっかり乾かしておきます。

➁ ゆずを流水でよく洗い、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取ります

➂ 半分に切ったゆずを2~3mmの輪切りにしていきます

➂ ➀の瓶に➂のゆずを入れはちみつをひたひたになるまで入れます。

➃ しっかり蓋をして冷蔵庫に入れて1週間で完成です!!
(寝かす時間が短いとさらっとし、時間が長いととろみが強くなります)

体調が悪いな。となってから作るのは難しいので、化粧水を作った時に一緒に作ってしまってはいかがでしょうか?
お湯で割って飲むほかにも、ヨーグルトに入れたりパンに塗ったり、紅茶に入れても美味しくいただけます。

使う分は冷蔵庫に、その他は小分けにして冷凍庫で保管すると便利ですよ。

喉のイガイガが急に起こってゆずがない場合は、こちらの方法もおすすめです。
【 咳を止める簡単な方法と即効性のあるツボ3選!! 】

まとめ

・ゆずの種は化粧水にしてたっぷり使って外から保湿
・ゆず湯でぽかぽか。身体を温めしっとり肌に
・残ったゆずははちみつ漬けにして内側からビタミン補給

以上、乾燥には保湿も大事ですが、身体の内側からも乾燥しない体を作っていくことも大切です。
捨てるところのないゆずを活用して冬の乾燥から肌を守っていきましょう。

さて、身体の中からの乾燥対策は分かりました。
ではそもそもの、【冬の部屋が乾燥する理由と湿度を上げるエコな方法】
を知って、更に乾燥を防いで快適に過ごしましょう。

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