子供の口呼吸の治し方 治った私の体験記

hanakokyu

わたしは小学校3年生まで、口呼吸でした。
そもそも鼻で呼吸するという考えすらなく、呼吸は口でするのが当たり前でした。
そんなわたしも、今では意識せず鼻で呼吸をしています。
小学校3年生の時、お医者様から改善するように言われたからです。
今回は、わたしが口呼吸から鼻呼吸へと改善した体験談についてお話しさせていただきます。
小学生の事で覚えていないこともあり、母にも協力してもらいました。
全く記憶になかったこともあってビックリ!!
わたしの経験が、お子さんの口呼吸を治したいと思っている方の参考になれば幸いです。

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子供時代の風邪は口呼吸から!?病気がちだった幼少時代

わたしは昔、人混みに出かけただけで風邪をもらってくるような病弱な子供でした。
すぐに熱を出しては学校を休み、病院へは1ヶ月に1回のペースで通っていたと思います。

なぜそんなに風邪引くのかと言うと、口呼吸をしていたせいです。

鼻呼吸と口呼吸の違い
鼻呼吸は鼻毛や鼻粘膜で、ウイルスや細菌などの異物を絡めとります。
しかし口呼吸をしていると、空気中に漂うウイルスや細菌、さらにホコリやカビの胞子など、有害なものをそのまま吸い込んでしまうのです。

【 口呼吸と鼻呼吸の違いについて詳しく知りたい方はこちら 】

それに気づいたきっかけ、病院の先生に言われた内容やその時に感じたこと、また一番効果があった方法など書いていきたいと思います。

口呼吸を治したいと思ったきっかけ それは…

わたしが風邪をひくと、母親はかかりつけの病院へ連れて行ってくれました。
しかし、いつも担当してくれる先生がたまたま休みで、違う先生が担当してくれる事になったのです。

先生は母から症状を聞き、筆者の顔をじっと見つめました。

「○○ちゃん、もしかして口で息してる?」

筆者は「してます」と言いました。

すると先生の顔が曇り、母に向かってこう言ったそうです。

「○○ちゃんがよく風邪をひくのは、口呼吸のせいです。
口呼吸を治すのは○○ちゃん自身の力だけではなく、ご家族の協力が必要になってきます」

そう言って先生は、1枚のプリントを渡してくれました。
そこには、口呼吸の改善方法が書かれていました。

先生はデスクから鏡を取り出し、筆者の顔を写しました。
鏡に写っていた筆者の口はぽかんと開いており、自分の顔ながらなんとも間抜けな顔をしていると感じました。

「○○ちゃん、お口を開けっぱなしにしていたら可愛くないよ。
お口を閉じて、頑張って鼻で息をしてみよう」

小学3年ともなると、自分の見た目を気にしだす頃です。
筆者はとても恥ずかしくなり、急いで口を閉じました。

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医師から言われた口呼吸の改善方法とは?

先生から渡されたプリントには、以下のような事が書かれていました。

・家にいる時は鏡を目の前において、自分の口が開いていないかチェックする事

・筆者の口がぽかんと開いていたら、家族が優しく教えてあげる事

・寝る時は医療用テープを口に貼り、口が開かないようにする事

・付箋やメモ用紙に「鼻で息をする」と書き、あちこちに貼って意識させる事

初めの1ヶ月は大変でした。
なにせ、今まで鼻から息を吸うというイメージすらなかったのですから。

ただし先生の言う通りに続けた結果、だんだんと家族から指摘される回数も減り、ぽかんと口を開けた間抜け顔になる事も徐々に少なくなっていきました。

そして半年も経つ頃には、口呼吸から鼻呼吸に自然と変わっていたのです。

わたし個人としては、目の前に鏡を置いてチェックするのが一番効果的だったと思います。
口呼吸をしている自分の顔の、なんとも情けない姿が映し出されて恥ずかしくなるからです。

ちなみに今では、医師の今井一彰先生が考案した「あいうべ体操」という世界中で人気の方法もあります。

【 口呼吸から鼻呼吸へ!あいうべ体操のやり方 】

わたしの友人の子供も、これを実践して口呼吸が改善されました(^▽^)

わたしが治す時にこの体操があれば、半年もかからずもっと早く治ったのかも。。。

鼻呼吸に矯正して変化したいいことや顔つきの効果について

鼻呼吸に改善して変化した事は、やはり風邪を引きにくくなった事です。
1ヶ月に1回が半年に1回になり、やがて滅多な事で風邪を引かなくなりました。

また、親戚から「顔が変わった」と指摘されました。
自分でも鼻呼吸にする事で顔が引き締まり、綺麗になったと思います。

さらに口の渇きや虫歯が減り、歯医者さんへ行くのも減りました。
口呼吸だと口の中が乾きやすく、虫歯や喉の渇きなどの症状が出やすいと言われています。

子供の時に治すことで、虫歯や病気のリスクが減ったのは本当に有難いことです。
また見た目を気にする時期に、自分の顔がすっきりキレイになったのは、女の子でなくても嬉しいと思います。

反対に、鼻呼吸にした事のデメリットはありません。

気づいた時が治し時で、早ければ早いほど効果を感じることができると思います。

私は鼻呼吸にしたことで人生が変わったと感じます。
口呼吸の方は早めに鼻呼吸に改善する事を、強くオススメします。

まとめ

わたしの小さな頃の写真を見返すと、口がぽかんと開いている写真しかありませんでした。
あの時出会った先生には、本当に感謝してもしきれないです。

口呼吸を改善するには、自分の力だけではなく周りの人の力も必要です。
是非ごかぞくみんなで協力して、口呼吸を改善していただければと思います。

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