カスピ海ヨーグルトの菌の効果とカロリーから食べ方と作り方のポイントまで

以前大流行りした「カスピ海ヨーグルト」
みなさんは覚えているでしょうか？
カスピ海ヨーグルトは自宅で簡単に作れ、様々な健康効果が認められているヨーグルトです。
熱狂的なブームは去ってしまいましたが、まだまだ根強い人気があるカスピ海ヨーグルト。
今回は健康の為にカスピ海ヨーグルトを食べたいと思うあなたに向けて、効果的な食べ方や作り方等について解説していきます。

カスピ海ヨーグルトの菌と効果からカロリーまでの特徴

まずは、カスピ海ヨーグルトの菌についてご説明していきたいと思います。

カスピ海ヨーグルトは、「クレモリス菌FC株」という乳酸菌が多く含まれています。
クレモリス菌FC株は生きて腸まで届く乳酸菌の一種です。
とても長生きな菌として知られています。

どれだけ長寿かというと、カスピ海ヨーグルトを食べるのをやめてしまった後でも、なんと2週間も腸内で働いていたという研究結果も報告されているんです。

では次に、カスピ海ヨーグルトに含まれるクレモリス菌FC株は、体にどのような働きをするのでしょうか。

カスピ海ヨーグルトの特徴である粘りを生み出すのがクレモリス菌FC株です。
実は、この粘りこそが様々な健康効果を生み出すのです。

この粘りによる効果として期待されているものの一例は以下の通りです。

・免疫細胞の活性化
・ストレスによる肌機能の低下防止
・食後の血糖値の上昇を穏やかにする
・アトピー性皮膚炎の症状緩和
・便秘の改善
・大腸炎の症状緩和
・風邪やインフルエンザの予防効果
等々、

実家の母も何年もカスピ海ヨーグルトを作って食べています。
まずびっくりしていたのがお通じが良くなったこと。
更に友人から肌が綺麗になったと言われるように！！
腸内環境が整ったことで、身体にとても良い変化が表れたと喜んでいました。

さらに気になるカロリーですが、100gあたり62kcalです。
思ったより低いですよね。

ダイエット中の方でも、安心して召し上がることができます。

カスピ海ヨーグルトの効果的な食べ方とおすすめトッピング

カスピ海ヨーグルトは、朝晩の食後に食べるのが効果的です。

なぜ食後なのかというと、カスピ海ヨーグルトに含まれるクレモリス菌FC株は胃酸に弱いのです。
食後は胃酸の濃度が弱まっている為食後に食べると、より沢山のクレモリス菌FC株が体内に摂取されるという仕組みです。

量は500mlの牛乳で作ったヨーグルトを1日で食べきるのが理想で、最低でも１日100ml〜200mlは食べましょう。

【おすすめのトッピング】

ですが、カスピ海ヨーグルトに不足している栄養素を補えるものがいいです。

カスピ海ヨーグルトに不足しているのは、「食物繊維」「ビタミンC」「鉄分」の3種類となっています。

食物繊維を補うには、きな粉やバナナをトッピングしましょう。
ビタミンC不足にはイチゴやキウイなどのフルーツを合わせるといいです。
鉄分を補うにはプルーンがうってつけです。

また、甘さが足りない場合は砂糖ではなくオリゴ糖をプラスするのがおすすめです。
腸内のビフィズス菌を増やし、腸内環境をさらに整えてくれることでしょう。

カスピ海ヨーグルトの作り方を牛乳パックで簡単にするコツ！！

カスピ海ヨーグルトの作り方を調べると、容器やスプーンを煮沸消毒しましょうと書かれています。
1週間に1回程度ならば苦にはならないですが、毎日作る場合だと容器とスプーンを煮沸消毒するとは大変ですよね。

そこで簡単に牛乳パックで作る方法をご紹介します！
この方法だと、容器の煮沸消毒の手間を省けて一石二鳥ですよ＾＾

用意するもの

・未開封の牛乳パック(500mlのもの）
・大さじ3杯のカスピ海ヨーグルト
(初めて作る場合は市販されている種菌を入れます）

以上2点、これだけでOKです。

作り方は簡単で500mlの牛乳パックに、カスピ海ヨーグルトか種菌を入れます。
それを、煮沸消毒したスプーンでよく混ぜるだけです。
混ぜ終わったらクリップで口をしっかり留めて、1日〜1日半放置します。
室温が低いとうまく固まらないことがあるので、冬場は炊飯器やポットなど、周辺の温度が高くなるものの近くに置くと効果的です。

ポイント 注意点が3点あります。
1点目はスプーンは必ず煮沸することです。
2点目は牛乳パックの蓋をきっちり閉めることです。キッチンペーパーや付近を埃除けとして被せるだけ…なんてことは絶対にしないようにしてくださいね。
3点目は2ヶ月に一回は、必ず新しい種菌から作るようにしましょう。

この3点を守らないと、上手に固まらなかったり、下手をすると食中毒の原因になってしまう危険性があります。