毎年寒くなると猛威を振うインフルエンザ。
風邪と違い急激に症状が出てくるのが特徴です。
かかったかな?と思ったら病院での検査をオススメしますが
インフルエンザウイルスには潜伏期間があって正確な結果が出ないことも。
こちらではインフルエンザの症状や潜伏期間、病院に検査に行くタイミングをご紹介します。
また、インフルエンザに似た症状も一部紹介しています。
インフルエンザの検査結果が陰性で薬を飲んでも症状が続く場合は参考にしてみてください。
早期に治療すればその分治りも早いです。
少しでも辛い期間が短く済みますように。。。
インフルエンザの主な症状
インフルエンザは「インフルエンザウイルス」による感染症です。
インフルエンザに感染すると通常1~3日の背潜伏期間を経て発症します。
・倦怠感
・食欲不振
・関節の痛み
・頭痛 ・悪寒
その後、咳や鼻水といった症状が遅れて現れてきます。
(風邪とインフルエンザ両方にかかった場合は咳や鼻水から症状が始まることもありますが
その後間もなく高熱や倦怠感等のインフルエンザの症状が出てきます)
風邪は上記の症状が出るのは比較的穏やかで、発熱も37~38℃の微熱なことが多いです。
また、通常は薬を飲んで数日で完治します。
インフルエンザの検査方法と潜伏期間について
インフルエンザの感染経路の多くが飛沫感染や空気感染・接触感染によるものです。
病院に行くと周りにインフルエンザにかかっている人がいるかは必ず聞かれます。
参考なので素直に答えてくださいね。
一般的な検査方法は「迅速診断キット」といって、のどや鼻のから取った粘膜を調べるものです。
最近ではインフルエンザは検査をしてから10~15分で陰性・陽性かの検査結果が出ます。
麺棒のようなものを鼻から入れるので少し怖いかもしれませんが
麺棒が入るのも一瞬ですし、痛みも全くありません。
それでも苦手な方は口を開けて息を吐いていると楽に検査できますよ。
インフルエンザウィルスは体内に入るとすごい勢いで増殖します。
この検査方法はそのウィルスをジャッジするものですが、インフルエンザが発症してから時間が経過しないとウィルスの数が少なくて陰性と判断されてしまうことがあります。
実際に陰性の結果が出た翌日に再検査したら陽性になったということもあります。
あまりに早くてもダメですが、遅くなると重症化して身体への負担も大きくなってしまいます。
ではいつ検査に行くのがベストなのかといいますと
発症してから12~24時間経過した頃が頃合いです。
ただしこの時間は一般論となりますので、お身体がきついようでしたら経過時間は関係なく診察してもらってくださいね。
インフルエンザの検査結果が陰性だった場合
検査結果が陰性でもその他の病気の可能性も。
高熱が出るということは、細菌やウィルスが体内に入り炎症を起こしていることが考えられます。
インフルエンザに似た症状が出る病気の一部を紹介しますので
症状が続くようでしたら一度大学病院等で検査してもらってくださいね。
・急性腎盂腎炎
インフルエンザの症状の他に膀胱炎のような排尿時の痛みや残尿感を伴うことが多い
・扁桃炎
インフルエンザの症状の他に咽喉や頚部のリンパ節の腫れ、耳や側頭部に痛みが出ることもある
・髄膜炎
インフルエンザの症状の他に首の硬直が特徴
その他、おたふくかぜや肺炎も考えられます。
検査して何もなければ安心もできますので
高熱が続くときは自己判断せずに早めに医療機関で受診しましょう。
私は最初インフルエンザは陰性で「胃腸炎」との診察で、夕方に症状が重くなり総合病院へ行ったら即入院になりました。
急性腎盂腎炎で入院した時の日記は【こちらの記事】でまとめています。
日記というより時系列で身体の状態をまとめているので、ご興味あればのぞいてみてください。
まとめ
冬場に高熱が出たら、まずインフルエンザの症状なのか確認しましょう。
疑いがあれば必ず検査してくださいね。
万が一かかってしまったら、人にうつさないことも大切です。
自分が体調悪いのもきついですが、家族や大切な人が辛そうなのもきついですよね。
早く良くなりますように。。。