口呼吸を治す方法と鼻呼吸のやり方!治した私が感じるメリットとデメリット

aiubetaiou

呼吸するときに、口で呼吸していませんか?
気がついたら口がぽかんと空いて、口呼吸になっていると自覚がある方は要注意です。
わたし自身も以前は鼻で呼吸ができることすら知らずに、口で呼吸していました。
口呼吸はデメリットばかりで、良いことがありません。
顔の形が変わるだけではなく、歯周病や認知症などの怖い病気のリスクも高まるのです!
鼻呼吸を心がけても苦しくて、ついつい口呼吸をしてしまう方は必見です。
今回は口呼吸から鼻呼吸へ、無理なく治す方法についてご紹介させていただきますね。

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口呼吸と鼻呼吸の違いとデメリット

わたしは小さなころ「口で呼吸していると風邪を引きやすくなるよ」と、病院のお医者さんに言われました。

しかし口で呼吸をしている意識もなかったため、何を言われているのか分かりませんでした。

まず口呼吸と鼻呼吸の違いと、口で呼吸することのデメリットを理解していただくためにこの章を書いています。

治し方を先に読みたい方は、下の章に進んでくださいね。

また、わたしが口呼吸から鼻呼吸に治したいと思ったきっかけや治したやり方、何が自分に効果的だったかを体験記としてまとめました。
これから治そうと思っている方、またはお子さんの口呼吸が気になる方はご覧ください。

【 子供時代に口呼吸を治した方法と先生に言われたこと 】

口呼吸と鼻呼吸で肺の働きにも影響が!?

まず、鼻呼吸と口呼吸の違いから見ていきましょう。

鼻で呼吸すると、吸い込んだ空気に含まれるゴミや細菌などの異物を、鼻毛や粘膜でキャッチしてくれます。

更に吸い込んだ空気は鼻腔の中で、適度な温度と湿度に調整されて肺に送られるのです。
そうすると肺の動きがスムーズになり、酸素が肺から血管へ取り込まれるのが早くなります。

一方口で呼吸すると、ゴミや細菌と言った異物をそのまま吸い込んでしまいます。

その上、温度と湿度が調整されずに肺に空気が行き渡る為、酸素が肺から血管へ取り込まれるのが遅くなってしまいます。

口呼吸を続けることのデメリットとは?

上記の内容だけでも十分なデメリットなのですが、口呼吸には更にデメリットが存在しています。

昔、医者に言われた「風邪を引きやすくなる」以上に怖い影響があったのです。

・顔が伸びる
口呼吸をしていると、舌が突き出るような形で下がります。
そうすると顔の筋肉がたるみ、顔が伸びてしまう恐れがあります。

・歯周病になりやすい
口呼吸の方は口内が乾き、歯周病の原因であるプラークが付着しやすくなります。
鼻呼吸の方よりも、歯周病リスクが高くなってしまうのです。

・認知症等いろいろな病気を誘発する可能性
記憶や論理的思考を司る、脳の一部である前頭葉ですが、口呼吸によって活動が鈍るという研究結果が発表されています。

医療法人社団智徳会・ファミリー歯科医院(所在地:東京都三鷹市)歯科医師の佐野真弘・サヤカ両氏と(株)脳の学校代表の加藤俊徳先生(医師・医学博士・脳科学者)らとの共同研究により、「口呼吸は、鼻呼吸よりも前頭葉に、より酸素消費を生じる」ことを世界で初めて発見し発表しました。

こちらの発表はSano,et al;(2013)NeuroReportの12月号で発表されておりPubMedでも公開されています。

URL:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24169579

前頭葉の衰えは注意力の低下や認知症の前段階と言われていますので、私自身も早めに治すことができて良かったと感じています。

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口呼吸はあいうべ体操で誰でも簡単な治し方

では、口呼吸から鼻呼吸へ治す方法をご紹介します。
今回ご紹介する方法は「あいうべ体操」という体操方法です。

あいうべ体操は、博多にクリニックを構える「みらいクリニック」の院長である、今井一彰先生が考案した体操です。

今井先生は内科の先生で、本当は病気を治す先生なのに、病気にならない身体作りを目指して開発されたとのこと。

今では日本のみならず、世界中に広がって実践されている健康法です。

私がこの方法を勧めるのは、友人の子供がこの方法で口呼吸が治ったから!!

さらに口呼吸じゃないママも子供と一緒にやっていたら、なんと顔がすっきり!!
体調も、ものすごく良くなったそうなんです^^

あいうべ体操のやり方
1.「あー」と口を大きく開けます。

2.首に筋が張るまで、「いー」と口を大きく広げます。

3.「うー」と口をタコのように前に突き出します。

4.「べー」と舌の先を突き出して下に伸ばします。

これを1日30回繰り返すと、舌の力がついて自然に口が閉じるようになります。 口が閉じると鼻呼吸に変わっていくという訳です。

詳しく知りたい方は下の「みらいクリニック公式ページ」に
あいうべ体操のやり方が画像付きで載っています。

【 公式HP:あいうべ体操で口呼吸を鼻呼吸に改善 】

鼻呼吸のやり方で睡眠時と起きてる時のそれぞれの方法を紹介

鼻呼吸は鼻から吸って鼻から吐く…と分かっていますが、いざ口呼吸から変えるとなるとなかなか難しいですよね。

こちらでは早く治したい方のために、寝ている時と起きている時にできる対処法をご紹介します。

鼻呼吸の睡眠時の治し方

睡眠時には、口から呼吸をしないようにするのは難しいもの。

寝ている間も鼻呼吸をするには、口にテープを貼って口呼吸を防止することが有効です。
医療用の紙テープ等肌に優しいテープを、閉じた口に縦に貼るだけです。

また睡眠時に鼻呼吸をするためのテープも売っています。
薬局でも売っていますが、こちらは約3か月分が送料無料になっています。

※画像をクリックすると楽天のページが開きます。

鼻呼吸のやり方で起きている時に意識すること

起きている時には舌を上あごに軽くつけ、口を閉じるのを意識しましょう。

それから、食事の時にも口をしっかり閉じ、良く噛んで食べることが大事です。
口を閉じて良く咀嚼することで、口が閉じる習慣につながり鼻呼吸が出来るようになりますよ!

鼻呼吸をすることにより、風邪をひきにくくなり集中力も上昇します。
良い事ばかりなので、頑張って鼻呼吸をするように心がけましょうね。

鼻呼吸が苦しくてできない人の原因と対処方法

口呼吸を治したくて、鼻呼吸にするための方法を試してみたけど無理!!

鼻呼吸をすると苦しくなるという方は、鼻の奥が詰まっているかもしれません。

無理をして口呼吸を改善しようとせずに、一度耳鼻科にかかって原因を探ってもらうのをお勧めします。

まずは鼻の状態を良くしてから口呼吸を改善していった方が、結果として早道なことがありますよ。

まとめ

口呼吸は様々な病気の原因になりますし、顔が伸びてたるんでしまう危険性があります。
あいうべ体操などを行い、早めに口呼吸を治した方が良いでしょう。

私自身が小さな頃は口呼吸が癖でしたが、鼻呼吸をしないと風邪ひくよとお医者様から言われて、必死に矯正した覚えがあります。
今では意識せず鼻呼吸が出来るようになったので、そのお医者様には感謝しています。

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