天ぷらを揚げたときに、衣だけ余った事はありませんか?
余った天ぷら衣は、いつまで保存できるのか気になりますよね。
また、天ぷらをしばらく揚げる予定がないのならば、何か有効利用できる方法があればといいなと思いませんか?
今回は余った天ぷら衣について、①保存、②有効利用。③捨て方の3つに分けてご紹介したいと思います。
余った天ぷら衣だけの保存方法と賞味期限は?
残念ながら、余った天ぷら衣はそのまま保存することができません。
天ぷら衣を冷凍して、次回天ぷらを揚げる際に利用するというのもできません。
何故かと言うと天ぷらを揚げる時には、生菜や肉や魚をそのまま直接衣に入れますよね。
その時に食材についている雑菌が天ぷら衣の中に移動し、繁殖してしまう恐れがあるからです。
また賞味期限についてですが、小麦粉と水だけで天ぷら衣を作った場合は1日、卵を入れて天ぷら衣を作った場合は半日しか持たないと覚えておいてください。
衣を保存するときは、冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。
常温保存ですと雑菌が繁殖するため、控えた方が良いでしょう。
天ぷらの衣だけ余った時の有効利用法6選!!
余った天ぷら衣は、有効利用して賢く消費してしまいましょう!
ここでは、6つの有効利用法をご紹介します。
1、青のりを加えてちくわの磯部揚げを作る
余った衣に、青のりや紅しょうがを混ぜます。
斜めに切ったちくわを衣にくぐらせ、余った油で揚げるだけです。
2、天かすを作る
余った衣を泡だて器などを使い、ポロポロ落として揚げていきます。
蕎麦やうどんなどの中に入れてもいいですし、めんつゆをかけておにぎりの具としてもおいしいのでオススメです。
3、即席チヂミを作る
お好みの野菜を千切りにし、余った衣に混ぜます。
フライパンにごま油を引き、ヘラで教えつつカリッと焼きあげましょう。
4、ドーナツを作る
砂糖と小麦粉を少し足して、丸めてあげるとドーナツが出来ます。
ただ、味覚が敏感な方は衣に入れた魚や肉の風味などが気になって、食べられない場合もあるようです。
そのような時はシナモンパウダーを振ると、気にならなくなりますよ。
5、かき揚げを作る
天ぷらをもう一品作ってしまいましょう!!
野菜を千切りにして混ぜ、油で揚げてかき揚げをつくります。
また、桜えびを一緒に混ぜると彩りも良く、おいしいかき揚げができます。
6、お好み焼きを作る
好きなお肉や野菜を混ぜて、フライパンで焼きます。
衣がゆるいようでしたら、小麦粉を少し混ぜて調整するようにしましょう。
焼いたお好み焼きは冷蔵庫で保存して、次のご飯でフライパンで焼き直します。
外がかりッと中はふんわりして美味しく食べることができますよ。
天ぷら衣の正しい捨て方処分方法とは
それでも余ってしまった天ぷら衣は、正しい方法で処分しましょう。
てんぷら粉を捨てる時の注意点は、シンクに流してはいけません!
環境汚染になるのは想像がつきますが、更に厄介な事があります。
それは排水管や下水に詰まって、水道のトラブルにつながる危険性があると言う事です。
実は天ぷら衣に入っている小麦粉は、水と合わさると強力な接着力を発揮します。
排水管や下水に少量だけ残った天ぷら衣が、流されてきた水と混ざると、後々大変なことになってしまうのです。
天ぷら衣を捨てる時は、油を捨てる時同様古新聞やティッシュに含ませて捨てるのが正解です。
牛乳パック・レジ袋に、古新聞やティッシュを詰めてそこに衣を注ぎます。
そのまま、燃えるごみとして処分して大丈夫です。
また、電子レンジや鍋に入れるなどでして加熱して、固まった衣生ごみとして捨てる方法もあります。
まとめ
天ぷら衣は、冷凍することができません。
日持ちがしないため、余ったらアレンジメニューを作るか、正しい方法で処分するようにします。
ただし、天ぷら衣は絶対にシンクに流してはいけません。
天ぷら衣の中に入っている小麦粉と水が合わさると、強力な接着力が生まれるからです。
私個人は天ぷら衣が余ると、ちくわの磯辺揚げを作ります。
しかし余った天ぷら衣のアレンジ方法はけっこう沢山^^
今度天ぷらを揚げるときに、天ぷら衣でドーナツを作ってみようと思います!
ぜひみなさんもお試しくださいね♪