加湿器の嫌な臭いの原因と対策!掃除しないとカビをまき散らしているかも!?

kasituki

冬は乾燥するので、加湿器が欠かせないという方は多いですよね。
最近はアロマオイルを入れて香りも楽しめる加湿器もあり、加湿器は今や日本の冬に欠かせないものとなっている様に思います。
しかし、加湿器から嫌な臭いがしていたら注意が必要です。
もし臭いがしているのならば、早急にメンテナンスをした方が良いかもしれません。
今回は加湿器の掃除方法やカビてしまった時の対策について、詳しく解説していきますね。

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加湿器が雑巾臭い!酸っぱい!嫌な臭いの原因は?

加湿器から生乾きの雑巾のような酸っぱい臭いがした場合、菌が繁殖している可能性があります。
雑巾のような臭いの原因となっているのは、菌の一種であるモラクセラ菌です。

名前に聞きなじみがない方も多いのではないでしょうか。
モラクセラ菌は人の体にもついている、どこにでもいる菌です。

この菌自体は特に臭いがする訳ではないのですが、この菌が繁殖してフンをすることで、あの独特の雑巾臭さが発生してしまいます。
加湿器の中に菌のフンがびっしりだなんて、考えだけでも嫌になっちゃいますよね。

モラクセラ菌は湿った環境を好む為、湿度が高い加湿器の中は格好の住処になります。
その上加湿器の中を乾燥させたり天日干しをするだけでは死滅せず、適切な処置を行わないと増殖する一方です。

次の章で臭いの取り方を解説していきますので、早めに対応しましょう!

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加湿器の臭いの取り方とカビてしまった時の対策に注意点をご紹介

加湿器のイヤな臭いの取り方

モラクセラ菌は熱に弱い性質を持っています。
ただし、加湿器に熱湯を使うわけにはいきません。

菌が繁殖して臭いが出ている時は、加湿器のフィルターやパーツを分解してクエン酸水につけ置きしましょう。

ぬるま湯1Lあたりにクエン酸10gを溶かし、1時間ほどつけ置きした後流水ですすぎます。

クエン酸は残っていると加湿器本体の機能に影響を及ぼすことがあるので、しっかりと洗い流すことが大事です。

臭いがしなくても、1ヶ月に1回はつけ置きして洗いましょう。
これで、あの気持ちの悪い臭いが取れるはずです!

また、加湿器によっては洗浄モードとしてタンクにクエン酸を入れて加湿器を回して洗浄できるタイプもあります。
説明書に書いてありますので、チェックして使ってくださいね。

加湿器のカビの取り方

次に、加湿器の内部がカビてしまった時の対策についてお話しします。

加湿器の内部がカビてしまう原因としては、

・タンクの水をこまめに取り替えていない
・水道水以外の水を使っている

と、2点考えられます。

ミネラルウォーターやウォーターサーバーの水は綺麗なのでは?
と思いますが、加湿器に関しては水道水のほうが衛生面では安心です。

何故かと言うと、蛇口から水道水にはごく僅かに塩素が含まれています。
この塩素がカビの発生を抑えてくれるのです。

カビが発生したまま加湿器を使っていると、蒸気に乗ってカビの胞子が部屋全体に舞い散ります。
カビの胞子が体の中に入ると、アレルギーや感染症を引き起こす危険性があるのです。

万が一カビが発生してしまった時は、塩素系漂白剤を水で薄めて水拭きしましょう。

ただし、部品の素材の中には塩素系漂白剤を使用すると変形してしまうものもあります。
必ず説明書をしっかり読んでから、カビ取りをしてくださいね。

また細かい内部にカビが発生してしまうと、取り除くことが難しい場合もあります。
その場合は高額になりますが、メーカーに修理してもらう方法もあります。
ただし新しい製品に買い替えた方が安いくらいの修理代になることも。。。
日頃のお手入れでカビなどの菌が繁殖しないように掃除することが重要です。

加湿器をお掃除中の部屋の乾燥が気になる場合は
【加湿器を使わない部屋の乾燥対策】
でエコな方法で乾燥対策厳選3選をご紹介しているので合わせてお読みください。

加湿器をカビさせない掃除方法とカビキラーはつかっていいの?

加湿器をカビさせない為には、先程紹介したクエン酸でのつけ置きが効果的です。
1ヶ月に1回定期的に行えば、カビの発生を防ぐことができます。

また、カビの発生を防ぐにはタンクの水を毎朝取り替えることも大事です。
ちょっと面倒臭いですが、カビや雑巾臭いの予防になりますので、必ず取り替えましょう!

最後に、加湿器の内部にカビキラーの使用は可能なのかどうかです。
カビキラーは水回りでの使用を想定して作られた製品ですので、意外ですが加湿器にも使用することが出来ます。

使用する時は、部品やタンクを分解して水気を完全に拭き取ります。
そして、カビキラーをカビが生えていないところを含めて満遍なく噴射します。

30分〜60分ほど放置した後、固く絞った布でカビキラーを拭き取ります。
水洗いしてもいいタンクなどの部品は、流水でしっかり洗い流しましょう。

ただしこの時も、目や皮膚に直接付かないようにして、換気もきちんとするようにしましょう。
そして殺菌し終わった後にはしっかりと洗い流す等して、カビキラーがパーツに残らないようにすることも重要です。

まとめ

加湿器の雑巾の様な臭いは、モラクセラ菌という菌のフンが原因です。
モラクセラ菌が増殖してしまった場合は、クエン酸水につけ置きします。
また、クエン酸水はカビの予防にも効果的です。
カビが生えてしまった場合、カビキラーを使うか塩素系漂白剤を使ってカビを除去ししょう。

加湿器は上手に使えば風邪やインフルエンザの予防に効果的ですが、中に菌やカビが発生しているとかえって健康に悪影響です。
健康にいいと思って使っていても、逆に健康を損ねているとなったら悲しいです。
加湿器はこまめに手入れして、清潔を保ったまま使うようにしたいですね。

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