生のとうもろこしを買った時、とうもろこしについている「ひげ」捨ててませんか?
実はとうもろこしのひげは立派な漢方生薬として有名で、いろいろな効果効能があるんです!!
美味しくて美容健康にも良い「とうもろこしのひげ茶」は家で簡単に作れちゃいます。
こちらでは「ひげ茶」の簡単な作り方を写真付きでご紹介します。
更にとうもろこしのひげが、なぜむくみやダイエットに効くと言われているのかも分かりやすくご説明します。
とうもろこしのひげ茶の作り方
とうもろこしひげ茶に使う「ひげ」は、皮の中に入っている綺麗な緑の個所だけ使います。
皮が付いている状態で、外に出て変色している茶色のひげは切り取ってしまいましょう。
作り方は簡単3ステップ!!
それでは早速作っていきましょう(^^)
水:2L
とうもろこしのひげを2~3日天日干して乾燥させます。
(またはフードドライヤーで半日ほど乾燥させればOKです)
数分で下の写真のような色に変わってきたら火を止めます。
ポイント
色が変わってきたらひげをほぐして、焦げないように注意しましょう
沸騰したら弱火にして、約10分煮出します。
ポイント 火を止めたら、茶こしなどで濾してひげを取り除きましょう。
お茶の中にそのまま残していると苦みが出てきてしまいます。
ひげしか使ってないのに、コーンの香りがちゃんとするんです!
冷やして飲むと(というか時間が経つと)少し漢方のような独特の香りが少し出てきます。
それでも、コーンの甘みが口の中に広がるのでお好みの飲み方でどうぞ☆
天日干しの代わりに、今回使ったフードドライヤーはこちら↓
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天日干しは天候に左右されるので、私はいつでも乾燥させられるフードドライヤーを愛用しています。
とうもろこしのひげ以外にも、野菜やフルーツなどもドライにすることで栄養価が高くなり甘みも凝縮!
この商品はお値段が手ごろなのに温度調整ができてタイマーまで付いている優れものです(^^)
ここのところ、どうもお天気が不安定なので、天日干ししていても急な雨で食品がダメになったり・・・
そんな不安がなくなったので、私の健康生活には欠かせないものになりました!
とうもろこしひげ茶のむくみやダイエット効果について
とうもろこしのひげは、実は漢方では「南蛮毛(なんばんもう)」とよばれる立派な生薬なんです。
乾燥させたとうもろこしのひげは、古くから民間茶として飲まれてきました。
特徴は何といっても利尿作用に優れていること!!
むくみにも効果的と言われますが、むくみはとは、塩分を取りすぎたり長時間同じ姿勢をとることで、余分な水分が排出されずに足や身体に溜まってしまうこと。
とうもろこしのひげ茶にはカリウムが含まれていて、このカリウムはが身体の中の不要な塩分と水分を体外に排出してくれる作用があるんです。
その作用によって、余分な水分や老廃物を尿として体外に排出してむくみを解消してくれます。
その他にも、南蛮毛は漢方として、慢性腎炎、腎結石、血圧の予防などに、古くからお茶として煎じて飲まれていました。
身体の流れを綺麗にスムーズにしてくれることで、余分なものを溜め込まない。更に不要なものをデトックスしてくれるので、ダイエットにもおススメです。
美味しくって身体にも良い「とうもろこしのひげ茶」はもちろんノンカフェインです。
もう、飲まない理由がありませんね(^^)
とうもろこしのひげ茶で健康になろう!!
とうもろこしのひげ茶は市販されているものも多く出回っています。
ただし市販のものは甘みを出すために、とうもろこしの実を入れたり薄めたりしているものがほとんどです。
余談ですが、漢方では「とうもろこし」と「とうもろこしのひげ」で体への働きが少し違うんですよ。
漢方でいう帰経では、とうもろこしは胃腸に、ひげは肝・胆・膀胱に働きかけて体を整えてくれています。
むくみやダイエットの補助としてひげ茶を飲まれるなら、ご自分で煮出すのが濃さも調整できておススメです。
簡単で金もかからずつくれてしまう「とうもろこしのひげ茶」
ぜひ作ってみてくださいね。
まるごととうもろこしの炊き込みご飯と生の実の取り方も見る方はこちらをクリック