禁煙成功者のコツ!一日目や一週間・一ヶ月三ヶ月で吸いたい理由と対処法

kinen (6)

自分の健康が心配になった時、家族や子供の健康の為、煙草が値上がりして勿体ないと感じた為。あるいは妻が妊娠した為。
様々な思いを抱えて禁煙を決意したはずなのに、煙草が吸いたくてたまらない。
あるいは体の調子が悪い、眠くて仕方ないと苦しい思いを抱えてはいませんか?

心配しなくても大丈夫です。
禁煙するにあたってきついと感じるのは、みんな同じなんです。
考え方やコツさえしっかり掴めば、必ず辛い時期を乗り越えることが出来ます。

禁煙で辛い気持ちを抱える方に向けて、今回は禁煙に成功しやすくなるコツや、辛い気持ちを和らげる考え方についてご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

禁煙1日目と最初の1週間に成功した人がやっていたこと

禁煙1日目~1週間

禁煙1日目から1週間は好転反応や吸いたい気持ちが強く出て、最初の辛い時期です。
この期間は家にじっとこもってるのはお勧めしません。

積極的に外に出て、気を紛らわせる様にしましょう。
体を動かしたり温泉やサウナに行って汗を流すと、心と体がさっぱりとして気持ちが落ち着きます。

ただし焼き肉やラーメンなど、その食事の後にタバコを吸うのが習慣になっていた場所は避けた方が無難です。
それから早く寝てしまうのも、意外と効果的でしたよ^^

禁煙の1週間後

次に最初の1週間が経過した頃です。
この頃になれば、症状や心も少しづつ落ち着くのを感じる方が多いです。

ただし、症状が落ち着いてきたからと油断してしまう時期でもあります。

あとは、とにかく眠くなる人が多いのもこの時期の特徴です。
昼食後に10分の仮眠を取る、規則正しい生活を心がけるなどの工夫もした方が良いでしょう。

好転反応が落ち着き始めた今だからこそ、禁煙1日目の気持ちを取り戻して頑張りましょう!

スポンサーリンク

禁煙一ヶ月と三ヶ月や一年後に猛烈に吸いたくなる理由と対策

禁煙を始めて一ヶ月以上経過すると、あれだけ辛かった好転反応も落ち着き、煙草を吸うの前の生活が多少戻ってきます。

しかし禁煙に慣れてきた頃、ふとした瞬間に渇望と言って良いほど煙草を吸いたくなる瞬間があるんです。

禁煙後にものすごくたばこを吸いたくなる理由

なぜ時間が経ったのに、猛烈に吸いたくなるのでしょうか。
なぜかというと、禁煙による身体の反応は落ち着いていますが、ニコチンの依存症はまだ続いているためです。

ニコチンは人間の脳にある「ニコチン受容体」に作用して、快楽物質のドーパミンを過剰に放出させます。
これによって「ニコチンを摂取すると気持ちがいい」と脳が勘違いして覚えてしまい、ますますタバコを吸いたくなります。

ニコチン依存症の厄介なところは、脳に作用して起こることです。
脳に刻み込まれた快感は、ちょっとやそっとで忘れることが出来ないのです。

禁煙したのに吸いたくなった時の対処法

では、猛烈に吸いたくなる衝動がきた場合、どうすれば良いのでしょうか。

あなたの身体の中では、ニコチンくんが最後のあがきをしています。

この時、自分の頭の中で「1本だけなら大丈夫でしょ」という囁きが聞こえるはずです。
1本吸って、また吸い始めた人、あなたの周りにもいませんか?
または、あなたも以前1本吸って元に戻ったことありませんか?

では、なぜそんな気持ちになるのか、原因と禁煙成功者に学ぶ対処法を見ていきましょう。

禁煙の離脱症状や吸いたい気持ちは当たり前!?成功者に学ぶコツ

禁煙すると禁断症状がでると聞いたことありませんか?
禁断症状という言われ方をしますが、それ、ニコチンから身体が正常に戻ろうとしている状態なんです。

よくニコチンの離脱症状という言われ方をします。
「ニコチンから離脱する過程において、一時的に体の反応が起こること」ですね。

ニコチンでダメージを受けていた身体が正常に戻ろうとして戦っているんです。
ご自分の身体、けなげで愛おしくなりませんか?

禁煙の離脱症状の主な症状
・煙草が吸いたくてたまらなくなる
・イライラして落ち着かない
・集中力が持たない
・倦怠感/だるさ
・とにかく眠い
・軽い頭痛
・不眠
・便秘

このような反応が強く現れるのは、早い人で禁煙初日から。
禁煙を始めて3〜4日ですが、1週間も経てば症状は軽くなり、2〜3週間でほとんど消失します。

この身体の反応は、禁煙を目指すならば必ず通る道です。
ニコチンの減少により起きる症状ですので、個人差はあるかもしれませんが必ず起きます。

きついと感じるかもしれませんが、安心してください!
だるくても、頭痛がしても、眠れない日があっても、この離脱症状が原因で死んだ人はいません^^

禁煙成功者が実践していた方法とコツ!!

では、禁煙に成功した人はどの様にして離脱症状を乗り越えたのでしょうか。

1、身近な人に禁煙することを伝える
まず、これは必ずやっておきましょう!!
家族や友人・職場で親しくしている人など、禁煙するのをサポートしてくれそうな人には伝えておくことです。

「宣言しちゃったから、もう少し頑張ろう」という気持ちになります。
反対に、煙草が吸えなくてイライラしたり、心が挫けそうなった時は、身近な人に助けを求めることが出来るようになりますよ。
気持ちを聞いてもらうだけでもOKですし、はっぱをかけて応援してくれることもあります。

2、浮いた煙草代を何に使うか計画する
禁煙に成功すれば、月々の煙草代を丸ごと浮かすことが出来ます。
その煙草代を使って何をしたいか、色々空想するのもおススメです。

旅行に行く・欲しかった洋服や家電を買う・家族と美味しいものを食べに行く…
そう言った楽しい想像がけっこう大きなパワーになるんです。

禁煙で心が折れそうになった時、今思い浮かべた事を強く思い出してみましょう。
症状が出てちょっと辛いな!という時を乗り越える強さがみなぎるはずです。

3、1日や1週間1カ月と達成したら自分にご褒美
1日・1週間・1か月・3か月と期限を決めてご褒美を設定しましょう!
達成したら自分にご褒美をあげることで、楽しみに変えてしまうことができます。

カレンダーなどにご褒美を記入し、辛くなったらカレンダーを眺めてご褒美の事を考えて乗り切りましょう。

4、スマホのアプリを活用する
「禁煙ウォッチ」「禁煙アシスタント」「禁煙階段」といったスマホの無料アプリもあります。
禁煙している時間や浮いたお金を教えてくれる優れもの!!
ゲーム感覚で達成感を味わえます。
可視化することで「もうちょっと頑張ろう!」という気持ちを高めてくれますよ。

それでも禁煙中に吸いたいくなったら

たばこのことを考えない。という方もいますが、
今までタバコと生活してきたのですから、考えないのは無理です。
考えて当たり前、みんなそうだと認めましょう!!

私はタバコを吸わないようになってから10年経ちますが、たばこの事を考えないように努力していません。
たばこのことを考えても吸いたいと思わなくなっただけです。

では、禁煙して離脱症状が治まった後にタバコを吸いたくなった時は

1、気をそらす
体を動かすなどして、他のことに集中するのが一番効果的です。

でも仕事中などで無理な人もいるでしょう。
そんな時は、水でうがいをするだけでも気がそれます。
歯磨き糖分の低いガムを噛むことでも、吸いたい気持ちが収まります。

2、なぜ禁煙しようとしたか思い出す
こちらは精神論です。
今まで自分がどれだけ苦労したか、禁煙の辛い思いを乗り越えてきたかを鮮明に思い出しましよう。
そしてひと時の快楽と引き換えに、今まで積み上げて来たものを失ってもいいのか、今一度自分に問いかけてみてください。

きっと離脱症状を辛い思いをして来たあなただからこそ、思いとどまることが出来るはずです。

まとめ

禁煙は辛く苦しいという思いもあるかと思います。
ただ、過ぎてしまえばあっという間。
体験者の私が保証します。

これを読んでいる方は、今が一番きつい時期かもしれません。
反応がでて、辛く苦しい思いをしているのは、あなただけではありません。
禁煙を決心し成功して来た人、全てが体験しているのです。
この記事を読んでくださった方全員が、禁煙に成功する事をお祈りしています

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする