高校生になると、バイトを始めてみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
しかしバイトの種類は様々で、いったいどれがいいのか悩んでしまいませんか?
また、夏休みなどや冬休みなどの長期休みにバイトの掛け持ちを考えている方もいると思いますが、掛け持ちするにも色々注意が必要です!
今回は初めてバイトをしたいと考えるあなたに向けて、バイト選びの注意点や種類別の特徴などについてお伝えします!!
高校生のバイト時間は法律で決まっている?朝夜何時まで?1ヶ月平均時間は?
満20歳以下である高校生は、法律では未成年者とされ、さらに18歳未満の場合は年少者とされます。
その為ほとんどの高校生は年少者として、バイト先と契約をして働きます。
高校生の本業は学業であるため、働くことができる時間もきちんと決められています。
バイト可能な時間は、1日8時間までとなります。
さらに1週間単位で言えば、40時間までと定められています。
高校生が1ヶ月バイトをする平均時間は、約60時間程度と言われています。
週3日、1日4時間働くスタイルの高校生が多い為、1ヶ月トータルで考えるとこの時間になりますね。
ただし高校生のバイト時間には、いくつかの制限があります。
・残業禁止
学業の合間にバイトをするのはいいけれど、学業に支障が出るほど働かせてはいけないということです。
社会に慣れていない高校生を、不当に働かせることを防ぐ役割もあります。
・22時から早朝5時までは働けない
深夜のバイトは禁止されています。
この時間帯に働くのは教育上良くないという方針がある為です。
高校生のバイト掛け持ちの時間は?税金とする前に注意すること
掛け持ちをするにあたっても、合わせて1日8時間、週にして40時間が限度です。
それ以上働くとバイトしている側にはデメリットはありませんが、雇い先が割増料金を払わなくてはいけなくなります。
掛け持ちする場合は、雇い先にも伝えておくようにしましょう。
また、気になる税金のお話もさせていただきます。
・所得税
高校生ならば勤労学生控除が適用されますので、年間130万円までならば所得税はかかりません。
ただし130万を超えると勤労学生控除が適用されず、103万越えの部分より所得税が引かれるようになります。
・住民税
住民税も所得税同様、勤労学生控除が適用されます。
その上高校生は未成年ですから、さらに優遇がされますね。
未成年の場合は204万3,999円まで所得税はかかりません。
ちなみに、親御さんの扶養に入っている方は、103万を超えると親御さんの扶養控除がなくなってしまいます。
掛け持ちをして稼ぐ前に、きちんと親御さんに確認してから働く様にしましょうね。
掛け持ちをする際の注意点としては、掛け持ちをすることを必ずバイトの面接時に伝えることです。
バイト先によっては掛け持ちを禁止しているところもありますし、シフトのダブルブッキングを防ぐためでもあります。
また、高校生は勉強も仕事です。学業に支障が出ない程度にバイトに励みましょう。
高校生のバイトの種類とおススメ業種!単発・日雇い・夏休みなど特徴を解説
まず、高校生が働くことのできるアルバイトの業種としては以下のものがあります。
・ファミレス
・ファストフード
・カフェ
・宅配
・コンビニ
・スーパー
・アパレル
・雑貨屋
・ガソリンスタンド
・カラオケ店員
・引越し業者
この中でオススメなのはコンビニでのバイトです。
自宅近くで探しやすいですし、働き方のポイントをまとめたマニュアルがある為、はじめてバイトをするにはもってこいです。
シフトの融通も利きやすく、同じ高校生のアルバイターが多いのも嬉しいところですね。
掛け持ちを考えている方も掛け持ちしやすく、そういった点でもオススメの業種です。
次に、アルバイトの形態についてお話しします。
日払い可能なバイトが多く、今すぐお金が欲しいと言う方には嬉しいバイトです。
販売スタッフ・結婚式場での手伝い・工場での軽作業員・工事現場での作業員などが出来ます。
ただし全ての日雇いのバイトが日払いというわけでありませんので注意です。
派遣会社と契約を結び、都合のいい日時に指定された場所に行き、働くといった形が多いです。
ただし毎回派遣場所が違い、業務も違います。
それさえ注意すれば時間を有効に使える、良いアルバイトです。
宅配業者や郵便局での仕分け業務や、冬休みは工場などでおせちを制作業務なども募集していますね。
学校生活に支障が出づらい為、バイトと学校の両立が難しいと考える方にはオススメです。
ただし長期休みの期間にしか働けない為、継続的な収入はありません。
飲食店や販売店、接客業に多いアルバイトとなります。
雇用する側からしても、仕事を覚えて長く働いてもらった方が嬉しいため、相性の合うバイト先が見つかれば長くバイトする人も多くいます。
またこのような長期バイトは、中間期末試験中はアルバイトを休むなど配慮してくれる店舗も多いです。
また、気の合うアルバイト仲間ができるというメリットもあります。
まとめ
高校時代にアルバイトをすることは、社会を知り豊かな経験をするチャンスでもあります。
皆さんもお金を稼ぐ大変さと楽しさを学ぶ為、バイトを是非してみてはいかがでしょうか?