子供が成長してくると、三輪車やストライダーの購入を考える親御さんも多いと思います。
最近は三輪車の代わりにストライダーという選択肢もあり、使う方もかなり増えましたね。
そこで三輪車とストライダー、どちらも購入した経験から、それぞれの特徴や向き不向き等を説明します!
どちらにしようか迷っている親御さん必見!!
体験談も書いていますので、お子さんにあったものを選んでくださいね。
ストライダーと三輪車の両方の特徴と比較リスト
それでは、早速それぞれの特徴を見ていきましょう。
ストライダーの特徴とメリット
まずストライダーとは何か?
一言で言えば、自転車のペダルもなくブレーキもないバージョンです。
私が小さい頃はこんなのなかったので、最初見たときはびっくりしました。
ストライダーはペダルがないので、子供自身がバランスをとって乗る必要があります。
何度も練習することによって、バランス感覚や反射神経がつき、脳の活性化にも効果的です。
自転車に乗るにはバランス感覚が重要です。
子供が自転車への移行する時にも、このバランスや反射神経は約に立つでしょう。
またハンドルが360度回転するので、転んだ時にハンドルバーが加える衝撃を逃がしてくれます。
安全にも配慮された乗り物だといえます。
安全性は親にとっても大事なポイントの1つですね!!
更にコスパに優れているのもストライダーの特徴です。
お値段も高い物で9800円ほどで、使用出来る期間が非常に長いということです。
ストライダーを長期にわたって使える理由として、3つの点で優れているからと考えられます。
1.耐久性
まずボディはとても太いパイプで出来ており、耐久性は申し分ありません。
ストライダーは構造がとても単純で壊れにくいのも特徴です。
2.軽量性
本体の重さも3㎏程度で2、3歳の子供でもラクに持ちあげることが出来ます。
軽量で持ち運びに便利なのも人気の要因の一つです。
3.拡張性
最大の魅力は拡張性の凄さです。
サドルを高い物にカスタムすることも可能ですし、ハンドルも大きいものに変更することが出来ます。
よって子供の成長に合わせて、長期間使うことができるのも嬉しいところです。
家に置いておくのも幅をとらないので、収納場場所に困らないのも良かったポイントです。
ただしストライダーは慣れてくると、子供はどんどんスピードが速くなります。
散歩だと思ってついていくと、大変な目にあうことがあります。
子供は嬉しくてどんどん走ろうとしますよね。
私自身の経験では、子供もやんちゃで言うことを聞いてくれなかったので本当に目が離せなかった思い出があります。
三輪車の特徴とメリット
三輪車とは?
私たちが小さい頃から馴染みのあるタイヤが3つ付いている、普通の自転車よりも安定感に優れた乗り物です。
三輪車にも用途によって、いくつかの種類があります。
・自分でこぐタイプの三輪車
小さいときは何かとお兄さんの真似をしたり、とにかく乗り物に乗りたがるもの。
三輪車はタイヤが3つ付いているため、安定して乗ることができます。
・押す棒がついていて、大人が舵取りできるタイプの三輪車
まだ子供が小さいときは、パパさんママさんが操作できる三輪車は便利です。
それならば子供がペダルをこぐ力がなくても乗る事ができますし、子供も喜びます。
・荷物を積めるタイプの三輪車
散歩時にベビーカーには、乗ってくれなくても三輪車にすると喜んで乗ってくれます。
子供と散歩する時に荷物を載せて子供も得意げ、親も楽で嬉しいというメリットも(笑)
・折りたたみ出来るタイプの三輪車
三輪車のデメリットとしては、幅があり置き場所が困るというもの。
我が家は玄関にも置けませんでした。
そして、使わなくなった時も、庭の隅のほうにシートをかけて下の子供が乗れるまで保管した思い出も。。。
折りたたみ式の三輪車なら置き場に困ることもなさそうですね。
三輪車はストライダーとは違い、こぐのをやめると止まってしまいます。
常にこぎ続けなければならないので足の筋力がアップします。
三輪車でついた筋力は自転車に乗る際にも役立ちます。
最初の小さい頃は、ペダルを回すことが出来ないと思います。
それでも三輪車に乗っている内に、自然とこげるようになるのも嬉しいところです。
三輪車のもう一つの特徴として、「ペダルをこぐ」ことに慣れるというものがあります。
子供たちの中には、ストライダーに乗れたからといって「こぐ」経験がない子は自転車への移行が難しい場合もあります。
三輪車でペダルをこぐという動作に慣れることによって、自転車でも自然にこいで進むことができるのです。
ストライダーは乗れるのに三輪車のペダルはこげなくて、前に進めない子供もいるそうです。
同じ足でもストライダーと三輪車では、筋肉の使い方も違うのですね。
三輪車の種類は基本的にどれも構造は一緒です。
少しずつ用途が変わってくるので、お子様に合わせて選んであげるといいと思います。
ストライダーも三輪車もお店に行けば試乗させてくれます。
購入前には一度試乗することをおすすめします!!
子供はストラーダーに何歳から乗っているのか?
以前は2歳から5歳が対象年齢となっていました。
しかし、今の対象年齢は1歳半から5歳までとなっています。
そして、体重制限は27キロまでとなっています。
実際の購入者の口コミなどを見てみると、大体2歳前後から使用させている家庭が多いようです。
2歳のお子様が外でストライダーを使用する際の注意点はこちらです。
(長袖・長ズボンの着用)
・防具を着用すること
(ヘルメット・プロテクター)
・ストライダーのセットアップを確認すること
(サドル・ハンドルが固定されているか)
使用する前にパパ・ママが確認して、安全に楽しめるようにしましょう。
我が家のストライダー三輪車の体験記と感想
私の家は最初に三輪車を買いました。
年少ぐらいになると三輪車にまったく乗らなくなったので、ストライダーを買うことにしました。
購入理由は「ストライダーを練習すると、自転車がすぐ乗れるようになる」と口コミに書いてあったためです。
ストライダーを買ってあげると、とても楽しそうに乗っていました。
三輪車よりスピードが出て楽しめるからでしょう。
反対に、下の子供は歩けるようになると三輪車はまったく乗らなかったです。
三輪車に乗っているとお兄ちゃんには、ついていけなくなるからだと思います。
お兄ちゃんと同じ遊びをしたかったのでしょうね。
結局、私の家ではせっかく取っておいたのに三輪車はほとんど使っていません。
兄弟がいるようであれば、最初の子には三輪車から買ってもいいと思います。
ただ、個人的にはストライダーだけでもいいのかなと思います。
子供がストラーダーに乗るにはヘルメットも必要?
これは先ほども申し上げた通り、ストライダーを使用する際はヘルメットの着用は必須です。
私の子供も何回も転んでいましたし、ヘルメットを被っていて助かったと思うことがたくさんありました。
ストライダーは三輪車とちがって自立が出来ず、自分でバランスをとらないと転倒します。
ストライダーはおもちゃ扱いになり、公道を走ることが出来ません。
よって、乗る場所は公園などに限られます。
しかし親が見守っていても、転倒する時は一瞬なので助けてあげる事ができません。
子供の頭を守るため絶対必要です。
さらに、小さな子供は頭の方が重いので、転ぶと頭から転んでしまう可能性があります。
そのためにストライダーに乗る際は、必ずヘルメットを着用させるようにしましょう!
ヘルメットはいろんな種類がありますが、子供にあったヘルメットを選びましょう。
頭に合っていないぶかぶかのヘルメットはかえって危険です。
前が見えなくなったり、転んでとれてしまっては意味がありません。
そして個人的に重要だと思うのが、手袋です。
転んだ時に肘や膝を守ってくれるプロテクターなどもおすすめです。
ストライダーは自分の足で蹴って進む為、思ってる以上にスピードが出ることもあります。バランスを崩すと体勢を立て直すのが難しく、派手に転んでしまうこともしばしばあります。
もちろんヘルメットも着用し、プロテクターもつけ、手袋を着用するのが一番安全ではあるのですが、中にはたくさんの防具をつけることに嫌がってしまう子もいます。
手に怪我をするとやる気がなくなってしまう子もいますので、手袋の着用はオススメします。
まとめ
子供の成長によって、ストライダーと三輪車の合う基準は違うと思います。
どちらにもそれぞれの良さがあり、より良い方を決めるのは難しいですが、コスパや長く使用出来ることを考えるとストライダーで、こぐ力や足の筋力を身につけさせるには三輪車が向いているかなと思います。
それぞれの子供によって楽しめるものを選びましょう。
我が家はストライダーだけでもOKかと思いましたが、子供が小さければ三輪車から始めるのもいいと思います。
まずは、お店で子供に試乗させてみるのがベストですよ。
最後にストライダーは、大会もあるので興味があれば出てみてもいいと思います。