じゃがいもの種類と特徴による料理方法!栄養を逃さない調理法は?

jagaimo

子供も大人も大好きなじゃがいも。
皆さんは日本にあるじゃがいもの種類が、何種類あるかをご存知ですか?
思いつくのは男爵・メークインあたりですよね。
しかし、日本にはもっと多くのじゃがいもが存在し、それぞれ異なった特徴を持っているのです。
料理によって向いているじゃがいもの種類があります。
じゃがいもの種類と特徴をしって、お料理に更に役立てていきましょう!

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日本のじゃがいもの種類 品種の特徴と産地一覧表

それでは、じゃがいものそれぞれの特徴を見ていきましょう!

・男爵
産地:全国各地、主に北海道
特徴:ほくほくとした食感。

・キタアカリ
産地:北海道
特徴:男爵を改良した品種。男爵より香りや甘さが強い。

・アンデスレッド
産地:岡山県・北海道
特徴:皮が赤いが中は濃い黄色。甘みがありクリーミーな舌触り。

・メークイン
産地:北海道・熊本県・青森県など
特徴:細長い楕円形で、しっとりとした食感。

・インカのめざめ
産地:北海道・長崎県・鹿児島県
特徴:栗に似た濃厚な風味と強い甘み。収穫量が少なく、希少価値が高い。

・とうや
産地:北海道
特徴:粘り気があり、煮崩れしにくい。

・デシマ
産地:長崎県・鹿児島県
特徴:煮物から粉ふきいもまで、さまざまな料理に使える。

・ニシユタカ
産地:長崎県・鹿児島県
特徴:新じゃがとして流通しているものの一つ。火の通りが遅いが煮崩れしにくい。

・シンシア
産地:北海道
特徴:フランスからやってきた変わり種。なめらかな食感と甘みが特徴。

ここでご紹介したのは、日本のじゃがいもの1部に過ぎません。
日本には現在、100種類ものじゃがいもが存在していると言われています。

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お料理別にじゃがいもの種類と特徴で使い分けしよう!!

じゃがいもには2種類の特性があります。
「粉質」(こなしつ)と「粘質」(ねんしつ)です。

粉質はデンプンが多いのが特徴で、ほくほくした食感を楽しむことができます。
煮物やスープなどの煮込む料理には向いておらず、ポテトサラダやコロッケ、粉ふきいもに向いています。

粉質のじゃがいも
・男爵

・きたあかり

・アンデスレッド

次に粘質のじゃがいもは、デンプンが少ないです。煮崩れしにくい為、カレーやシチュー、ポトフやおでんなどの長時間煮込む料理に向いています。

粘質のじゃがいも
・メークイン

・とうや

・ニシユタカ

最後に粉質と粘質、両方の性質を持ち合わすじゃがいもも存在します。
粉質と粘質のいいとこ取りをした品種のため、 揚げ物から煮物までなんでも使えます。

粉質と粘質の両方のじゃがいも
・インカのめざめ

・シンシア

・デジマ

などが該当します。

じゃがいもの栄養は調理法で違う?焼く?煮る?切り方は?

じゃがいもの調理法次第で、栄養は大きく変わってきます。

ですが、じゃがいもの加熱方法によって栄養素が大きく変わるということありません。
焼いても蒸しても栄養素が大きく変わることはないので安心してください。

ただし、じゃがいもを加熱する場合、できるだけ皮付きのまま加熱するのがポイントです。
皮をむいてから加熱すると、切り口から栄養が流れ出てしまいます

皮も事前に剝かないことで、加熱によって栄養が無くなるのを防いでくれます。
また、加熱してから皮を剥くことでじゃがいもが水っぽくなりません。

また、じゃがいもはビタミンCが多く含まれていますが、ビタミンCは水溶性です。
じゃがいもをそのまま茹でるのは問題ありませんが、切ってから茹でるのはNGです。

最後にじゃがいもの切り方ですが、切り方によって栄養素が変わるということはありません。
ただし前述した通り、皮をむいたりじゃがいもを切るタイミングによって、栄養素が損なわれてしまう可能性があります。

さらに、じゃがいもを切るときには、芽を取ることを忘れないでください。
じゃがいもの芽にはソラニンやチャコニンという有毒物質が含まれており、吐き気・下痢・嘔吐・腹痛・頭痛・めまいなどを引き起こします。
ソラニンやチャコニンはじゃがいもの芽だけではなく、皮を剥いたあとの緑色の部分にも多く含まれています。
じゃがいもを切る時には十分注意しましょう。

まとめ

じゃがいもはさまざまな料理に使えますし、日持ちもするので主婦の強い味方ですよね。
日本にはまだまだ、沢山のじゃがいもが存在します。
スーパーや農家さんの直売所で、じゃがいもの品種を色々探してみるのも楽しいですよ。

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