さつまいもの品種や太さで甘さやホクホク感がどれだけ違う?向いている調理法もご紹介

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甘い甘~いさつまいもが恋しくなるこの時期。
旬のさつまいもはいろいろな商品に加工されて店頭に並びます。
焼き芋、大学芋、スイートポテト…想像するだけでお腹が空いてしまいます。
しかしスーパーに行くと、様々な品種のさつまいもが並んでいますよね。
どれを選べば、自分好みのさつまいもを選べるか悩んでいませんか?
今回はさつまいもの品種ごとの特徴や、向いている調理法についてお話ししていきますね。

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さつまいもの品種で甘さやねっとり感が違う?種類による特徴をご使用

では早速、品種ごとの特徴についてみていきましょう。
さつまいもの特徴の「ホクホク系」「ねっとり系」に分けて説明していきます。

ホクホク系さつまいもの品種

最近ではねっとり系のさつまいもが人気ですが、ホクホク系のさつまいもも根強い人気があります。

・鳴門金時
鳴門金時は、ホクホクとした果肉と優しい甘さが特徴です。
ちなみに鳴門金時は徳島県のみで栽培されており、徳島県の特産品となっています。

・宮崎紅
鳴門金時よりも更に甘みが強いため、さつまいもに甘さを求めるならばこちらがオススメです。
名前の通り、宮崎県で多く栽培されています。

・紅さつま
見た目がゴツく、ごろっとしたさつまいもです。
しかし見た目に反して味はとても甘く、どんな料理にも使える万能なさつまいもです。

ねっとり系さつまいもの品種

安納芋ブームのおかげか、ねっとり系のさつまいもが人気を博しています。
焼き芋にするだけでも、スイーツのような食感と甘さが味わえることも人気の理由です。

・安納芋
加熱するとクリームのようになるなめらかさと、砂糖を加えたかのような強い甘みが評判のさつまいもです。
コンビニスイーツなどでよく使われており、さつまいもに詳しくなくても安納芋の名前は知っているという方は、多いのではないでしょうか?

・紅はるか
ややねっとりとした果肉に、甘さもしっかりあるのに後味がさっぱりとしているのが特徴です。
安納芋に負けず劣らずの人気で、今後さまざまな地域で栽培される予定です。

・クイックスイート
焼かなくても電子レンジの加熱のみで、美味しく食べられるのが特徴のさつまいもです。
名前の通り、早く調理できるのに甘くて美味しいのです。
果肉はややねっとりといった感じで、安納芋や紅はるかのようなクリーミーな感じではありません。

・シルクスイート
その名の通り、シルク(絹)のような食感のさつまいもです。
その舌触りの良さも女性に人気で、スイーツのような甘みも特徴です。
まだ新しい品種ですが、知名度は急上昇の人気のさつまいもになっています。

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さつまいもの太いのと甘いのではどっちが甘い?栄養は違う?

スーパーにさつまいもを買いに行くと、太いさつまいもと細いさつまいもが混ざって売っていませんか?

甘いさつまいもを食べたいと思ったら、太めのさつまいもを選ぶのが正解です。
太さ細さでは栄養価は特に変わらないので、栄養価の面ではどちらを選んでも問題ありません。

焼き芋やスイートポテトなど、さつまいもの甘さを楽しみたい時は太いさつまいもを、天ぷらなど甘さ控えめで食べたい時は細いさつまいもを選ぶといいでしょう。

更に、美味しいさつまいもの条件について以下にまとめました。
選ぶ際の参考にしてみてください。

美味しいさつまいもの選び方
・皮がツヤツヤしており、色が均一

・皮の色は濃い赤

・表面が滑らかで凸凹がない

・さつまいもの端がしおれていない

さつまいもの品種の特徴を生かしたオススメの食べ方は?

さつまいもはホクホク系とねっとり系に分かれますが、それぞれ向いている料理が異なります。
焼き芋に関してはホクホク系もねっとり系もどちらも向いていますので、お好みで選んでください。

自宅で焼き芋を作る時、ちょっとした下処理をするだけで、甘みが引き立つ方法があるのをご存知でしょうか?
これだけでお店の焼き芋が簡単に作れてしまいます!!
【 ひと手間で焼き芋が劇的に甘くなる方法はこちらをチェック 】

てんぷら等調理向きのさつまいも
お料理に向いているさつまいもはホクホク系のさつまいもです。

鳴門金時・宮崎紅・紅さつまと言ったさつまいもは、天ぷらやきんとん、大学芋などに向いています。

特に天ぷらは、ねっとり系のさつまいもで作るとくどくなってしまう傾向があるため、ホクホク系のさつまいもで作るといいでしょう。

スイートポテト等お菓子向きのさつまいも
  おかし作りに向いているさつまいもはねっとり系のさつまいもです。

安納芋・紅はるか・クイックスイートなどのねっとり系のさつまいもは、スイートポテトやペースト状にして混ぜるお菓子作りに向いています。

プリンやクッキーなどにペースト状にして混ぜる時に、ホクホク系のじゃがいもだと食感が残ってしまうのです。

また、ねっとり系のさつまいもは離乳食の材料としてもうってつけですね。

使い切れない大量のさつまいも。
正しい保存方法で置いておけば、一冬美味しく食べることができますよ。
【 さつまいもを長期保存して美味しく食べる方法はこちら 】

まとめ

さつまいもは大きく分けるとホクホク系とねっとり系の2種に分かれ、品種によって果肉の状態が大きく異なります。
作る料理や個人の好みで、好きな品種を選んでくださいね。
さつまいもはお腹にたまる上にヘルシーなので、ダイエットをしている方にもオススメです。
さつまいもの品種は今回紹介した以外にも、もっと沢山の品種が存在します。
皆さんも自分好みのさつまいもを見つけてみてはいかがでしょうか。

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