年末年始や特別な日に食べたいいくら。
北海道では自分で漬けるなんて方もいらっしゃいますが、基本的には便利な冷凍いくらを買いますよね。
ただ、いくらを解凍した時に白くなったり硬くなったりして、せっかくのいくらが美味しく無くなってしまった経験はありませんか?
その上冷凍いくらは意外と量が多いため、食べきれずに傷んでしまった…
なんてこともあるのではないでしょうか。
今回は冷凍いくらの美味しい解凍方や解凍したいくらの保存法など、冷凍いくらの疑問点について解説していきたいと思います。
失敗しないいくらの解凍方法!小分けの仕方と早く急速で解凍する方法
冷凍いくらの解凍方法はこれが一番!!
いくらの解凍方法ですが、冷蔵庫でゆっくりと解凍する方法がオススメです。
解凍には半日程度かかりますが、一番美味しく解凍できる方法です。
冷凍いくらを素早く解凍する方法!!
今すぐ使いたい、解凍するのを忘れていたなどの理由で、すぐに解凍したい時もあると思います。
いくらを急いで解凍する方法
方法その①いくらをビニール袋に入れて密閉します。
水が当たらないようにして流水の中に入れて解凍しましょう。
ステンレスなどの熱伝導率が高い物の上に置き、丸めた布巾を下に敷いていくらを斜めにします。
そしていくらにうちわで扇いだり扇風機を当てたりして、風を当てて解凍させます。
解凍するのに重要なのは、直接熱を加えないことです。
お湯につけたり、レンジを使って熱を加えると、いくらが白く・硬くなる原因になりますので絶対にしない様にしましょうね。
いくらにも寄生すると言われるアニサキス。
冷凍はアニサキス対策にも有効です。
【 いくらのアニサキス対策はこちらでチェックできます 】
冷凍いくらの小分け方法
次に、冷凍いくらの小分け方法についてお話ししていきます。
冷凍いくらの量が多くて食べきれない場合も、以下の方法で小分けにして冷凍できます。
目安としてはほぐすことが出来る状態です。
いくらの量や冷蔵庫の種類によって時間は変わってきますので、こまめに様子を見るようにしましょう。
2、1回に使う量に小分けして、ラップで包みます。
アルミカップに入れてもOKです。
3.フリーザーバッグに入れ空気を抜き、冷凍庫へ入れます。
ちょっと一手間かかりますが、試してみてはいかがでしょうか?
いくらの解凍後の賞味期限と失敗しない保存方法
いくらは解凍してから、だいたい4〜5日くらいで食べきるのがベストです。
生ものですので、出来るだけ早めに食べてしまいましょう。
また、いくらの保存方法は瓶に詰めるか、タッパーに入れるのが正解です。
小鉢や皿に乗せて、ラップをかけて保存するのは好ましくありません。
空気に触れると、いくらの風味が失われてしまうからです。
食べる時には必要分だけスプーンですくい、すぐに蓋を閉めて冷蔵庫に入れておきましょう。
直接箸を入れて食べると雑菌が繁殖して、食中毒の原因にもなりかねません。
また、漬け汁に漬けたまま保存するのが鉄則です。
漬け汁をわざわざ捨てる方はいないとは思いますが、漬け汁を捨ててしまうと痛みが早くなってしまいます。
もっと美味しいいくらを食べたいなら、秋に手作りして保存がおススメ!!
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解凍したいくらを再冷凍してもOK?方法と注意すべきこと
一度解凍したいくらは、再冷凍するのはあまりお勧めしません。
なぜかというと、味や風味がガクンと落ちてしまうからです。
どうしても再冷凍したい場合は、上記に書いた方法で冷凍します。
必ずアルミホイルや金属のバットを使用し、急速冷凍する様にしてください。
また、一度解凍したものですので当然鮮度も落ちています。
・白く濁る
・膜が張っている
・匂いがする
以上のサインが見られる場合は、いくらが傷んでいる証拠です。
再冷凍したいくらは日持ちがしませんので、解凍したその日から翌日に食べましょう。
まとめ
いくらは年末年始だけではなく、特別な日に欠かせない食材です。
いくらが食卓に並ぶだけで、見た目も華やかになりますよね。
いくらは解凍方法さえしっかりすれば、冷凍いくらでも美味しく食べられます。
今年の年末年始には、美味しく解凍したいくらを家族で召し上がってくださいね。